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コンテストの「結果発表日」は、なぜ「頃」なのか?
できることは、まだある!
コンテストの「結果発表日」は、なぜ「頃」なのか?
お客様にわかりやすい案内表示で、問い合わせによる負担を軽減する【ミエールPOP】と 従業員のミスを防止し、職場環境を整え、短期習得と定着化を図る【デキールシート】で、店頭業務(受付・案内)の品質改善と効率化を提案する仕事をしています。 紙1枚、シール1枚で劇的な効率化!見える化で簡単!誰でも!即戦力!「ミエール・デ・キール」 伊東温泉おもてな師マイスター
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従業員にもお客様にも 『なぜか居心地がいい』を提供する 業務改善コンサルタント、 「ミエール・デ・キール」のカタショです。
企業が自社のPRを兼ねて開催するコンテストの募集要項の中で、結果発表の時期に関して「○月上旬頃」「○月末頃」などと、非常に曖昧な表現をしているのは、なぜなのでしょう。
ビジネスでは、期限を守ることやスケジュールの管理について、厳しく教えられるはずなのですが、コンテストに関しては、それほど重要ではないと考えているのでしょうか?「まぁ、このあたりでいいんじゃないか?」というテキトーさが感じられます。自分たちが企画しているのだから、スケジュールも好きに決められるのです。応募者としては、日付と確認の方法がハッキリ知りたいのです。
自分の資格試験や子供の受験に置き換えて考えれば、結果発表を「頃」などとあいまいな表現はできないはずですが、企業側は『応募者もお客様である』との認識を持っていないのではないでしょうか。そもそも、『お客様とは誰のことを指すのか』について、理解していないのでしょう。『自分以外はすべてお客様』です。
以下は、私が応募したコンテストのケースです。(結果は落選)
- ウェブサイトのフォームから応募した。
- 2週間後、応募条件として登録されたメルマガが届いた。
- 1ヶ月後、受付完了メールが届いた。
- 応募締め切り日が近づいていることを知らせるメルマガが届いた。
- 結果発表がウェブサイトで公開された数時間後に、それを知らせるメルマガが届いた。
受付完了が確認できない
たとえば、楽天で買い物をすると即時に受付完了の自動配信メールが届いて、そのあと、店舗から注文確認のメールが来ますよね。受付後はすぐに対応して欲しいものです。1ヶ月も経ってから、「お心当たりのない場合は・・・」などと書かれたメールが来るのは、どうかと思います。
応募したのに「ご応募はこちら」
企業から大量に配信されるメールに何かを求めるわけではないですが、メルマガは『十羽一絡げ』な内容で、すでに応募したにもかかわらず、「コンテスト開催中」とか、「ご応募はこちら」などの文面を読むことになりました。これは、商品を購入した人に知らぬ顔で「いかがですか?」と同じ商品を勧めているようなもので、間抜けで失礼な印象しか受けません。応募者とそうでない人で内容を変えられなかったのでしょうか?
また、コンテストの事務局はメルマガ編集部とどのような会話があったのでしょう?このメルマガの内容を把握していたのでしょうか?
応募総数
このコンテストに何件の応募があったのかを知りたかったのですが、最後までわからないままでした。「発表するほどの数が集まらなかった」ということでしょうか?応募者としては、締切直後に発表して欲しいですね。
結果発表
募集要項に示された時期よりもさらに遅かったのですが、事前のお知らせはありませんでした。これはすべて「頃」という言葉で済まされてしまっているのでしょう。また、サイトで発表する前に自分の結果を知らせて欲しいと思うのが応募者の気持ちですし、応募者への配慮ではないでしょうか?
事務局からのメールは受付完了の時の1回だけで、メルマガが、結果をサイト上で確認するように促すだけと言うのも寂しい気持ちでした。
振り返ってみると、全体的にぞんざいな印象を受けました。
イベントをきっかけに集まってくれたお客様に、そこで良い印象を持ってもらって、今後もお客様としてつなぎとめることが本来の目的ではないのでしょうか?
コンテストというのは、どれもみんなこのように、のんびりしているものなのだろうかと思って、ネットで検索してみると、結果発表については、やはり「〇月上旬頃」「〇月末頃」という表記が多く、中には、応募期間だけで、結果発表については書いてないものもありました。
それでいて、応募締切については、「〇月〇日必着」「〇月〇日消印有効」などと明確に書かれていて、お客様だけに期限を厳格に設定しているのです。
各社公式サイトでは『お客様満足度の向上』などと謳っていても「この程度か」とガッカリです。応募者の立場で応募者がして欲しいと思うことを想像できないのであれば、自分が他社のコンテストに応募して「感じる」ことです。社内で、応募した経験のある人に感じたことを聞くのもよいでしょう。自分が他社のお客になった時に、いろいろなことを感じて、自社の仕事に反映させましょう。
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