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チームの「なんとなく」をつくる会議のために

チームの「なんとなく」をつくる会議のために

宮井 弘之

79年生まれ。大手広告会社コンサルティング局所属。近年は、共創力を組織に根付かせるための各種ビジネスソリューションの事業化を推進。著書に『だから最強チームはキャンプを使う』(共著 インプレス社)がある。会議に関する専門資格、会議エキスパート認定試験を主宰。

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以前のエントリーでは会議効率化=時間短縮とのみ考えてしまうことの副作用について
私の考え方をお伝えしました。

今日は、一歩進んで「なんとなく」のズレを生んでしまう原因について考えてみたいと
思います。具体的な解決策に入る前の考察が何度かつづくと思いますので
とりあえず解決策だけ知りたいかたは、2〜3週間後にもう一度訪れてみてください (笑)

以前も述べたように、業やチームのいたるところに巣くってしまう、「なんとなく」のズレ、「なんとなく」の違和感を、
そのまま放置しておくと、メンバーたちは思い思いにちぐはぐな行動をとり続け、
その結果として下手をすれば組織として機能しなくなる可能性も出てきます。


 この、メンバーたちのちぐはぐな行動の原因となっている「共有できていないもの」とはいったい何なのでしょうか?

 それは一言でいうと、企業やチームの「らしさ」=「個性」です。(つづく)