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抱負なんて毎年1つしかない。

抱負なんて毎年1つしかない。

永松 和洋

ポスドク&非常勤講師生活を経て、私立大学の教育・研究職に従事する一方でポスドク時代に不動産投資を開始。職場の行き帰りの生活だけでは極めて危ういことを知るに至り、現在は会社・社会・国に過度に依存しない生き方を少しずつ実践中。

当ブログ「理系博士研究者の一人が考えるビジネスマインドと実践例」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/nagamatsu/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


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抱負なんて毎年1つしかない(笑)。

  1. 心身ともに健康であること
  2. 普通の暮らしができるように世界の平和に貢献すること
  3. 地球人として、地球という最後のインフラを守るためにできることをすること
  4. 地球人として日本人として社会人として社会を形成する一員として、社会を存続されるために必要な1人分以上の責務を果たすこと

これだけの事が守れれば、人間界は全てがうまく回ると思います。地球というインフラが人類の力ではどうにもならないようなことが起きない限り。

要は、

  1. 自分自身の微分積分
  2. 平和という積分
  3. 地球という積分
  4. 社会という積分のための一人の責務(微分)

ということでしょうか。

4つのうちの3つは、最初の「心身ともに健康であること」が達成できれば、如何様にもなることなので、結局、抱負は毎年1つだけですね。その前提があって、後は方法論の議論になるんだと思います。考え方さえしっかりしていれば、あとはどうにでもなるという考え方です。

自分のことしか考えないといって自己中心的な人は批判の対象になるかもしれませんが、まずは、自分のことをしっかり考えていただければ十分かなと思います。自分のことをしっかり考えられれば、犯罪はとりあえず減るでしょう。

お金がなくても生きていけるでしょうか? ~次の一手~」でも書きましたが、いくら不況といっても、衣食住に関することさえできれば、物々交換の時代に戻ったって、人間界の生活はいくらでも存続していられるわけで、あまり深く考えなくたっていいのかなと思います。

また、一方で、どうやってその責務を果たすのかについて、

  • 人から答えをもらう(就職)のか、
  • 自分で作り出すのか(起業)

について変化が起きているというのが大企業への就職難の意味するところだと思います。更に、責務という感覚にならないような仕事であれば、もしかしたら、その仕事は社会にとってオーバースペックなのかもしれませんね。そう考えると、そもそもがずいぶん爪の長い世の中になってしまったということでしょうか(笑)。地球全体で自給自足生活をしていると考えれば、もっとお気楽に生きられるのかなとも思います。お金の存在がなければ、経済成長もしなくていいんですよ、きっと。

【謝辞】

4月から誠ブログを始めさせていただいて、11月くらいから少し数も増やして、お付き合いいただきました皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

また、ご意見等も多くいただけましたことに厚く御礼申し上げます。

また、このようなインフラを、ブログを書く機会を自分にお与えくださいましたITmediaのスタッフの皆さまにも深く感謝申し上げます。

皆さまにとって、来年もよい年でありますよう、心よりお祈り申し上げます。

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