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クールビズと午後イチのミーティング
»2011年7月14日
そろそろ脳内ビジネスの話をしようか
クールビズと午後イチのミーティング
株式会社プラムザ 代表取締役社長。システムコンサルタント。1998年に28歳で起業し、現在も現役のシステムエンジニア、コンサルトとして、ものづくりの第一線で活躍しつつ、開発現場のチームとそのリーダーのあり方を研究し続けている。
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▼どうでもいいことは決めてくれると有り難い
コンシューマ向けのWEBシステムも作りますが、お堅い業務系システムも作りますよ、というのをウリにしている弊社の営業スタイルは、初回訪問時に限り、必ずスーツと決めていました。
とりあえずスーツを着ていって、「失礼な!帰れ!」と言われることはありません。もちろん、「なんだ、随分堅そうな感じだな。今時の技術とか分かるのかな?」と思われる危険性はありますが、逆のパターンの致命的失態を考えれば、とりあえずスーツという選択が無難でしょう。
しかし、当然のことながら夏場は暑いです。私は一昨年あたり、営業代行会社に頼んで飛び込み電話でアポを取ってもらい、自ら外回り営業をしていましたが、夏場の3連チャンアポとか普通に死ねるわけです。
いつぞや、郊外の山の上にある大学さんに行ったときは、駅から20分ほど急坂を登り、汗だくで教務課について、さて営業をば、と思ったら、
「いや、話は聞きたくない。お宅の営業手法が私は非常に腹が立ったから一つ説教してやろうと呼んだんだ。」
と言われ、気持ちよく死ねたこともありました。
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さて、そんな中、今年は半強制クールビズということですね。これは有り難いことです。人間、自由というのはもっともマネジメントが難しいのです。どうでもいいことはお上に決めていただくことにより、非常に楽になるのです。
いつぞやの記事でも書きましたが。
▼営業ではビジネスマナーに正解無し
しかし、そうは言っても営業の目的は無難な恰好をしていくことではありません。
どんなにお上や世間が許しても、お客さんが
「半袖&ノージャケットで来やがった。営業マンのくせに。こんな根性のない営業には話ができない。」
と思われたら失敗なのです。
こういうのは、「正解」というのはありません。
先日の松本龍元復興相のように、突然「主は先に応接室に入って出迎えろよ!」などということを言い出す人もいます。あの時は報道陣が多数いたので、松本氏の方が赤っ恥を書き、逆に宮城県知事には擁護論が沸き起こりましたが、二人きりの商談の席であれば、何を言おうと100%お客さんの勝ちです。
ビジネスマナーの本を持ってきて論破してもしかたありません。営業に行くなら、自分の行動によってお客さんが不快に思わないか、私の人となりを誤解しないか、十分に注意する必要があります。
さて、社会人を15年ほどやってきて、いまだにちょっと不安なのが、午後イチ(13時)の打ち合わせに伺うときです。
これは、何時何分に入室すればよいのでしょうか。
13時は、お昼休みのすぐ後ですので、お客さんとしては早く来られると嫌だと思うのです。ですから私はジャストか、2~3分遅れていくようにしています。
これは私が訪問を受けるときに、そうしてもらうと嬉しいな、と思うからそうしているのですが、本当はどうなのでしょうね。
面倒なので特に後に別件のアポが入ってないときは私は14時とかにしています。その場合は3~4分前に入ります。たぶんそれが、「しっかりした会社だ」という印象を与えると思うからです。早すぎるのはおそらく迷惑でしょう。
遅れるのは最悪。「こういう会社は納期にも平気で遅れるんだろ」と思われてしまいます。
以上、とりとめもないクールビズと午後イチミーティングのお話でした。まあ、営業はこんな細かいことをウジウジ考えているわけです。