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なぜ開発屋はみな死んでいくのか?

なぜ開発屋はみな死んでいくのか?

島田 徹

株式会社プラムザ 代表取締役社長。システムコンサルタント。1998年に28歳で起業し、現在も現役のシステムエンジニア、コンサルトとして、ものづくりの第一線で活躍しつつ、開発現場のチームとそのリーダーのあり方を研究し続けている。

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開発仕事に携わっていると、みな、死んでいきます。

目が死に、心が死んでいきます。


■なぜSEは死ぬのか?

 やりたい技術と必要な技術と使わなければいけない技術の三方向板挟みに遭うからです。


■なぜプログラマーは死ぬのか?

 どんなに頑張ってもコンソールは笑顔を返さないからです。


■なぜセールスエンジニアは死ぬのか?

 テクノロジーの本質からどんどんはずれていくからです。


■なぜITコンサルタントは死ぬのか?

 突き詰めれば突き詰めるほど、自分が一番無駄な存在だと気づくからです。


■なぜデザイナーは死ぬのか?

 自分が30分で書いた絵に、食べていけるだけの値付けをするのが申し訳ないと思うからです。


■なぜネットワークエンジニアは死ぬのか?

 プロトコルや負荷分散などに興味を持っている人が他に一切いないからです。


■なぜHTMLコーダーは死ぬのか?

 大変な仕事の割に、存在の耐えられない軽さに気づくからです。


■なぜフラッシャーは死ぬのか?

 ある故人がこだわったからです。


■なぜ組込み系エンジニアは死ぬのか?

 半田で中毒を起こすからです。


■なぜ在宅エンジニアは死ぬのか?

 人のいないところには仕事がないことに気づくからです。


■なぜアジャイルは死ぬのか?

 一緒にいればいるほど心の距離が離れていくからです。


■なぜウォーターフォールは死ぬのか?

 すでに生きられる環境がないからです。



・・・みなさんのご多幸とご長寿をお祈りいたします!