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045.【自分の事】業務繁多でボロボロに
»2012年11月21日
IT雑貨屋、日々のつづり
045.【自分の事】業務繁多でボロボロに
1967年生まれ、神奈川県横浜市在住。ひょんな事からIT業界に努めて四半世紀、嫁と子供2人、あとメス猫一匹を抱えて、日々奮闘しているエンジニア(??)です。趣味はバイクと読書。IT業界の事、仕事の事、趣味や日々の雑感などについて、これから書いていきたいと思います。
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こんにちは(  ̄ー ̄)ノ
いきなり絵文字でご挨拶。日々仕事に追われている状況で、たまに自分が何をしているのか、分からなくなるときがあります。
佐藤@IT 雑貨屋です。
考えてみれば、この業界に入ってから「暇だ」という経験をあまりしたことがありません。何かいつも考えたり、日々の業務に追われながら、四半世紀駆け抜けてきたという感じです。
前回までで、当時の会社から開発者が大量に抜けた話をしましたが、今回はその続きです。
開発者が大量に抜け、会社としては岐路に立ちながらも、他社と協業して更なる仕事に取り組み始めました。
これは即ち仕事が激増する事を意味し、そんな中で確か当時の社長は残留開発者には、かなり気を使っていたと思います。
何せ近所の料亭とまでは行きませんが、高めの店に連れていかれ、社長の奢りで「大吟醸」の酒を振る舞われましたから、、これしか覚えていませんけど。
そして仕事ですが、毎晩23時過ぎまでは会社にいましたし、日によっては会社にも泊まり込みしながら、ひたすら開発に没頭する日々でした。
私の担当範囲もかなり広がり、周辺装置とのインターフェースから、コマンド開発まで拡大し、OS依存の部分についても、かなりディープな領域まで担当していました。
そんな生活をしている中、ある日ですが、突然息苦しさを感じ始め、深呼吸し過ぎで肺が痛くなって来ました。これは自分でも原因が解らないのですが、とにかく「何か具合が悪い」のです。
上司に相談し、仕事を休んで近所の総合病院に診察を受けました。
担当医師は何故か院長で、レントゲンやら血液検査をされ、待合室で待つこと半日。診察の結果がでました。
「君は何の仕事をしてるんだっけ?」、院長。
「あのー、システムエンジニアですが」と私。
「仕事はやめた方が良いなー。これはストレスが原因で、かなり疲れが溜まっている。このままの生活をすると、君、死ぬよ。」
この言葉は結構衝撃的でした。
医者から正面切って「死ぬ」なんて言葉、しかも当時の私は二十代前半。全然そんな事なんて考えてもいません。
「あのー、そう言われても、いきなり辞めるわけにはいかんのですが。」
そういうと院長は眉間に皺寄せて言いました。
「いやね、この間も君と同じ仕事してた男性が同じ症状で来て、突然死したんだよ。だから辞めた方が良いと思うけど、。」
そういうと院長は、続けて言いました。
「事情は解らなくもないから、会社と相談しなさい。必用なら診断書書いてやるから。」
診察はこれで終わり、帰りには軽めの安定剤を貰いました。
翌日会社に行って上司に相談し、渋々ですが当面は夜七時には帰れる様になり、私も夜の二十三時には寝る様にしました。
これが効を奏してか、二ヶ月後には症状も無くなったのですが、そうなると仕事の量は激増し、私はまたまた激務の日々へと戻って行ったのです。
この続きはまた次回に。
これでもまだ今の時代に比べたら、長閑な時代だったのかもしれませんね。
私の知人に聞いた話ですが、某大手システム会社では、三十代後半から四十代前半のマネージャーグラスで、鬱病が大流行しているとか、聞いたことがあります。
ある人は、朝出勤してこないので部下が見に行ったら、炬燵の中で事切れていたらしいです。
システム開発という仕事は細かくもあり、関連する人も様々ですから、システムエンジニアやマネージャー等は、かなりのストレスを受けていると思いますよ。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
これからもIT 雑貨屋をよろしくお願いします。