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【新潮流】OKwave主催の新年会に参加してきた。

»2011年1月15日
安齋の「No brain,no life」

【新潮流】OKwave主催の新年会に参加してきた。

安齋 慎平

社会人5年目。世の中にある様々なモノ・サービスに対してブレストしたものを記事にしていきます。また、ほかのブロガーさんや企業さんとのコラボ企画なども織り交ぜてお送りいたします。コラボしたいという方、絶賛募集中です!

当ブログ「安齋の「No brain,no life」」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/shinpeianzai/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


企業のアカウントとして、Twitterを盛り上げる企業。そして、その企業と会話をする消費者。企業と顧客のこの関係が、ビジネスの新潮流だ。

今回は、Q&Aサイト「OKwave@okwave)」主催の新年会を取材させて頂いた。会場協力は「土間土間@DOMA_DOMA)」さん。3時間、フロア全体を貸切だ。参加した企業アカウント担当者は、Edyさん、ハンズネット(ハンズの通販サイト)さん、ポニーキャニオンさん、ジーンズメイトさん、スカパー!275ch「EXエンタテイメント」さんなど、様々な業界の方々(順不同)。一般の方も参加できるとあって、会場にはたくさんのTwitterユーザーが押し寄せた。申し込みページは、開催前の時点で15000ページビューを超えた。

会場はUstream(Ust)にて全国に配信された。Ustを見ながら、Twitterでつぶやいたり、OKwaveのサービスである「おけったー」を利用して、ほかのユーザーにポイント(「ありが豆」という)を付与したりと、双方向のやりとりが可能。会場に来ることができなかった全国のユーザーも、気軽に参加することができた。

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↑こちらがUstの機材。技術担当者はイザワオプトの方。


会場に人が集まるにつれ、日頃の「Twitter業務」の苦労話や、新しいコラボの話など、会場の至る所で面白い話が交わされていた。と同時に、一般の方から「こういった商品が欲しいです」とか「○○という商品は、どこの店舗で扱っていますか?」といった消費者目線の声が聞こえてきた。消費者が企業に気軽に提案し、それに耳を傾ける企業。新しいマーケティングの形だ。乾杯の後の懇親会では、一般の方それぞれが、「主体的」に会話の輪に入っていった。

会場にはOKwave社長の兼元謙任氏も駆け付けた。どのような経緯でOKwaveを始めたのかを、自身の幼少期の経験を元に熱く語った。「疑問を解決することで信頼と満足を満たし、『ありがとう』を増やしていく。それをwave(波)のように世界に広げていく」。OKwaveには、そのような願いが込められている。


このような「オフ会」に参加するのが初めてだという女性は、「今回は実際に会ったことの無い人ばかりでしたが、みんなあたたかく面白い方ばかりですね。Twitter上でリプライ(返事)を貰ったりするのとはまた違った楽しさがあります。今回のイベントで、人のつながりが増えて満足です」と語っていた。「以前ハンズさんとTwitterで話していた、ディアボロ(中国ゴマ)を持ってきたんですよ。これが難しくて・・・」と、かばんからディアボロを取り出した。

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↑これがディアボロ。実際に持ってくるあたりがアクティブ。


会場では、プレゼント抽選大会などの企画も繰り広げられた。普段は広報担当者という肩書きの方も、一般の会社員の方も、一緒になってプレゼントの当選番号の発表を待つ。ある企業の方は、自分の番号が呼ばれた瞬間、思わずガッツポーズをした。その光景には、企業と消費者の垣根など無かった。


Twitterというネットでのつながりから、リアルなつながりへ。この数年で、ネットを取り巻く状況は大きく変わった。もちろん、Twitterにも鮮度がある。企業が今注目しているのは、SNSであるFacebook。ある企業の方はこう話していた。「Facebookは敷居が高い。でも、企業から発信したい情報を、WEB上にため込んでおくことができるような気がします。そこが、Twitterとの違いですかね。」
企業の試行錯誤は続いている。




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OKwave@okwave)のTwitter担当者と。今回のイベントを大成功に導いた方です。実は同い年。


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土間土間のTwitter担当。土間土間は女子トークコース2950円だそうです(笑)


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↑こちらがハンズネット(@HandsNet)さん。ちゃっかり商品を持ってます(笑)
東急ハンズ公式(@TokyuHands)に代わって華麗にPR。


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ジーンズメイトの担当者の方(@JEANSMATE_Co)。顔出しOKとのこと(笑)冬物クリアランスが楽しみです。


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↑左の方はIPイノベーションズの公式(@ipitw)、右の方はポニーキャニオン@ponycanyon)の方。
ふたりとも「顔出しOKですよ」と気さくな方々でした。


↑この本の著者、吉川漂氏も会場にいらっしゃいました。13の企業アカウントを収録。