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仕事でスバルの新型レガシーにちょこっとだけ乗ってきた、おかだです。安全支援装置「EyeSight」の試乗レポートを書かなきゃいけないのに......。
CR-Zの試乗記2回目は、空力(エアロ)について。スポーツカーを目指したうえに、Honda Green Machine3号(ホンダのエコカーのブランド?)ですから、燃費に大きな影響を与える空力面はさまざまな工夫がされていました。とはいえ、空力の専門家ではないので、あくまでミーハー視点でのレポートです。
フロントのデザインは、最近のホンダ車らしい"いかめしい"感じ。かっこいいと思いますが、正直なところをいえば、少しやりすぎ? フロント下部のW型のラインは、どことなくF-1のフロントウイングを想起させます。
また、写真を撮り忘れてしまったのですが、車体下部の空力にも力が入っていて、フロントタイヤの前に、これまたF-1のバージボード風の整流板が付いています(ホンダのWebサイトのカタログ画面で確認できるかもしれません)。リア側の処理もディフューザー風になっていて、つくづく「何で、ホンダはF-1を撤退しちゃったんだろうなあ」と悔しく思います(F-1をよくご存じない方には、耳慣れない言葉だらけでごめんなさい。よく知っている方は、「あれは、バージボードじゃねえ!」とかいわないでください)。
パッとみて目に付くのは、背中に背負ったサメのヒレのようなアレ。「シャークフィンアンテナ」というらしいです。ラジオや地デジアンテナが入ってます。また、ドアのレバーも極力デコボコが目立たないようなシェイプに。かつてのバラードスポーツCR-Xのように、ポケットの中に指を入れてフロント側に引っ張るタイプです。それとドアの質感が意外とよくて、「サッと乗り付けて、ドアをバタンっと閉める」のが絵になる重さでした。
リアウインドウの処理は、なだらかに斜めになっている部分と、垂直になっている部分の2枚に分割されています(これまた写真を忘れた)。ここもCR-X風ですね。垂直部分のガラスで後方視界を確保する感じです。だから、電熱ガラスになっているのは垂直部分のみ。一方、斜め部分にはワイパーが付いています。試乗していて、斜め部分から後方を確認することはなかったので、「ガラスじゃなくてもいいんじゃないかなあ(もっと軽量化できるんじゃないかなあ)」と思いました。
CR-Z試乗記、もうちょっと続きます。