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ADS-2500Wで初めて「自炊」をしてみました
»2013年2月 1日
一葉落、知天下秋 - 中国人在東京
ADS-2500Wで初めて「自炊」をしてみました
中国出身。来日13年。株式会社ジェーピービジョン代表取締役。日本の中小企業に向けて中国調達・中国進出事業をサポートしています。
当ブログ「一葉落、知天下秋 - 中国人在東京」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/t-hayashi/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
私はもともと書籍のデジタル化に反対でした。
「硬い」データより温もりが伝わってくる紙のほうが落ち着くし、ペラペラとめくっているうちに本の香りまで楽しめます。
しかし、現実とはそう甘えさせてくれませんでした。本を増やす一方、収納が確実に問題となってきました。何百、千冊を超えると、3架の本棚すら納めきれずに床にまで山積みになってしまいました。収納スペースを確保することが難しいので、仕方なく一部の本を電子書籍化に決意しました。
用意する道具:
カッターナイフ 1本
カッティングマット 1枚
スキャナー 1台 (ブラザー ドキュメントスキャナー ADS-2500W)
本をばらす際、裁断機を使うに越したことはないでしょうが、コストと収納場所を考えると、やはりカッターナイフのほうがシンプルで扱いやすいと判断しました。
「自炊」がうまくいけるか最大なポイントはやはりスキャナー選びです。今回、私はブラザーのドキュメントスキャナー(ADS-2500W)を使ってみました。この機種に一番魅力を感じたのが言うまでもなくパソコンを経由せずにUSBメモリ、クラウド、モバイルまで対応できることです。いちいちパソコンを立ち上げる手間を省かれますので、面倒くさがり屋の私にとってまさに最適なツールです。
今回デジタル化する文庫本
裁断した後の模様
ADS-2500Wスキャナーにセッティングする
50枚までの用紙を一度セットできるかつ1分間に24枚(48面)のスピードで、大量の原稿でもストレスなくを高速スキャンできます。
スキャナーの操作画面はタッチパネル式になっているため、スマートフォン感覚で簡単。スキャナー本体から直接メール送信したり、クラウドサーバーにアクセスすることもできます。
スキャンした後 各端末の閲覧効果
iPhone 5で読む
9インチのタブレットで読む
7インチのタブレットで読む
感想
電子書籍での読書は思ったより抵抗感が少ない。専用のビューワーを使うと、紙の本のようにページをめくる擬似体験もできます。確かに一部の読書の趣が損なうかもしれませんが、収納と携帯の便利性を考えると、やはり紙質の書籍と電子書籍両方を持つ「二刀流」のほうがおすすめでしょう。
ブラザーのADS-2500Wスキャナーはコストパフォーマンスがかなり高いドキュメントスキャナです。スキャンしたデータを直接にスマートフォンやタブレット端末に送ることができる利点は、「自炊」のような大量な原稿をスキャンする場面にも十分活用できると思います。