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伝わらない話をする人の特徴

»2014年8月12日
PAGES TO THE PEOPLE

伝わらない話をする人の特徴

高畑 哲平

KDDIウェブコミュニケーションズにて、中小事業者向けサービスの事業責任者。2007年よりレンタルサーバーCPIの事業本部長、2009年3月ドイツのCMS Jimdoの日本独占販売権を取得し、事業責任者に就任。2011年9月、Google、KDDIと共にみんなのビジネスオンラインを立ち上げる。2013年4月、取締役副社長就任。

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ふと会社を見渡してみて、同じ話や企画でも会社の会議などで通りやすい人、通りにくい人っていませんか?

 「なんで同じ内容を話してるのにあの人に意見ばかり通るの!上司はあの人だけ贔屓してる!」なんてムッとしてる人もいるかもしれません。そんな人は少し冷静に、こう考えてみてはいかがでしょうか。

それは贔屓ではなく、あなたの話がよくわからない(通じていない)から。あくまで私の経験に基づいて考えますと、何を言ってるいのかよくわからない、伝わっていないケースが大半のように感じます。今回はこうすれば伝わる、ではなく、こういう話し方、立ち振る舞いの方は黄色信号ですよ!を書きたいと思います。

1. 話の途中で主語を混同してしまう

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例えば、ある商品企画の話を社内で会議にかける、と仮定しましょう。その企画には3人のプレイヤー (ユーザー、潜在顧客、自社)が存在するとします。伝わらない話をする人は、この3人を混在して話す傾向があります。例えば、ユーザー視点で企画の内容を語っていたと思いきや、そのすぐ後には視点が自社になり、あげくの果てには途中から潜在顧客の視点で話をしてしまうのです。

しかも厄介なことに、主語が何かを言わない。

聞いている側からすれば、あれ?この人はどこの視点の話をしているんだろう?と混乱のもとになりがちです。

2. 背景情報を省いてしまう

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伝えたい話がそもそもどのような背景情報をもとに出てきた話なのか、この背景情報を省いて話すケースは非常に多く見られます。

その背景情報によってYES/NOが別れることも多く、その大半が背景情報を共有した気になっている、あるいは背景情報の重要性を認識していないことから起こります。

3. 無意味な言葉が多い

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特にメールの返答で見られることが多いのですが、意味を持たない言葉の多重利用により、会話が深くならないケースがあります。

これは多少伝わらない話をする人とは違うポイントですが、この人に話したってどうせ伝わらないだろうな、という感情を抱かせる一例です。

例としては、

ありがとうございます!助かります!これからもよろしくお願いします!

 

などの清々しい勢いだけ返答系です。本人は気分爽快に返信しているつもりでも、この一つ一つの言葉にはさほど重要な意味はありません。

ここから会話が広がることもなければ、話の核心に触れることもありません。

伝わる人、できる人は例え上記の返答しかないケースでも、

 

ありがとうございます。ところで○○の件ですが、その後の○○さんとの調整はいかがでしょうか?

 

など場面転換をし、意味ある会話に修正する能力に長けています。この一文があるだけで、相手の印象はかなり変わるはずです。

 

4. 何度も聞かないとわからない

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これは2との複合のケースがありますが、これは伝わらないタイプの典型的なケースです。1つの話に何度も何度も質問を重ねてようやく全容が見えてきます。

例えば、

Q. 先週の企画会議にあがったキャンペーン、スケジュールに遅延はない?

A. 一部遅れてます。

Q. 何が遅れてるの?

A. Aさんに任せていた箇所です。

Q. なんでAさんの箇所が遅れてるの?

A.  先週休んでいたからです。

 

一回で全部回答できると、周りからしてもこの人は理路整然としてわかりやすい、という話になると思います。

どんなに才能があっても、企画が優れていても、その人の行いが正しかったとしても、伝わらないことで誤解を与える人がいます。実にもったいないですよね。

聞く側の気持ちに立って少し工夫するだけで、周りの目は随分と変わるはずですよ。