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広探ゲームは広島を救えるか?〜ITによる地域活性化の鍵〜

»2010年6月22日
PAGES TO THE PEOPLE

広探ゲームは広島を救えるか?〜ITによる地域活性化の鍵〜

高畑 哲平

KDDIウェブコミュニケーションズにて、中小事業者向けサービスの事業責任者。2007年よりレンタルサーバーCPIの事業本部長、2009年3月ドイツのCMS Jimdoの日本独占販売権を取得し、事業責任者に就任。2011年9月、Google、KDDIと共にみんなのビジネスオンラインを立ち上げる。2013年4月、取締役副社長就任。

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今、広島が熱いです。

IT関連事業者に勤務する有志を中心に、広島の地域活性化に真剣に取り組んでいる人たちがいます。たまたま彼らとはイベントを通じて知り合ったのですが、彼らの地域活性化に対する熱意には圧倒されっぱなし。
東京でこれだけ熱い想いを抱いて頑張ってる若者はいるんだろうか?と少々反省したものです。

さて、そんな有志達が地域活性化のために投じたプロジェクトが非常に興味深いので紹介します。

その名も、[広探ゲーム


たぶん、広島探検ゲームの略です。

広探ゲームとは、広島市内を走っている路面電車(有名ですよね)に乗って、すごろくのように携帯電話を使ってスタート駅からゴール駅までをゲームしながら遊ぶというもの。

写真のように、駅などに到着するとGPSを使って(たぶん)指令が携帯電話に届きます。
その指令をクリアしながら目的地を目指すという何ともわくわくするゲームです。



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このゲームを通じて、いつもは降車する機会のない駅でも降車したりするので、普段何気なく乗っている路面電車の違う一面が見れるかもしれません。

ITによる地域活性化と聞くと、今まではあまり良いイメージがありませんでした。
せっかく良いアイディアがあっても、行政が動かないとか、予算の大半を○○の電子化に使うとか、どこか目的と手段が逆になっていると言いますか。あくまで個人的なイメージですけど、そんな負のイメージがありました。

でも、今回この広探ゲームは違います。これは面白い。
広探ゲームの素晴らしい点は、とにかく楽しむことに力点をおいていること。その手段としてITを使っていることだと思います。

ITは目的ではなく、所詮は手段。その技術を使ってどれだけわくわくする日常を描けるかに尽きます。


まだ出来たばかりの取り組みですが、是非発展してもらいたいですね。


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