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来年の抱負を達成するための習慣化のやり方(#222)
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Q)来年の抱負と言われましても・・・
三日坊主という言葉は、1月3日にはもう元旦の誓いを忘れてしまうという意味ではないかと思うぐらい、1年の抱負というのはすぐに忘れ去られるものです。
とはいえ、せっかくの年末、来年こそは何か続けたいという方もいるかもしれません。
そういう方にお薦めなのは、なんでもいいから、1日にせいぜい3分までですみ、その代わり100日とか200日とか300日とか続けないと終わらないことを始めることです。
それともう一つ。やはり何らかの目標があるといいでしょう。これは漠然としたものでいいと思います。
たとえば、これは元旦に始めたものではありませんが、私は以前『地上最強の商人』(オグ・マンディーノ、経営合理化協会出版局)という本を読み続けたことがあります。
いわゆる成功本なのですが、決められたワークがあって、それを全部やるのに45週間かかるのです。
当時の私は、本当にビジネスに行き詰っており、とにかくビジネスを軌道に乗せたい(これが目標でした)藁にもすがる思いで、1万円近くするこの本を買い、実際にワークをやり切りました。
45週間後には、どんなことになっているだろうとワクワクしていたのですが、直後には何も起こりませんでした。
しかし、内容が良かったこともありますが、やり遂げて自信がついたからでしょう。その後、いいことが続くようになり、それほどたたないうちにビジネスが軌道に乗り始めました。
このように、なんとかビジネスを軌道に乗せたいという漠然とした目標があって、続ければなんとなくその目標が達成されそうな習慣があると、続くようです。
なぜなら、途中でやめてしまうと、その目標をかなえるチャンスは二度とないような気がしてくるからです。
ただし、あまり苦しいのはダメ。逆に楽すぎるのもダメで、ちょっと面倒だけど時間はたいしてかからないというものがいいようです。
さて、私の来年抱負ですが、
私がワクワクしているのを見て、周りの人もワクワクするような人間になる
ということにしました。
これは今年一年の反省から出た目標です。
今までの努力が実ってきているのか、好む好まないに関わらずリーダー的な役割を期待されることが増えてきました。
何かプロジェクトやイベントがあるときに率先垂範しなければいけない立場になってきたということです。
そうすると、周囲は私の態度を注意してみています。私がワクワクしていないと、敏感に伝わり、プロジェクトやイベントが冷めたものになってしまうのです。
こういうことに今年は気がつきました。
では、ワクワクするために取り組む習慣とはなんでしょうか?
たまたま本屋で、『松下幸之助 成功の金言365』という本を見つけました。
タイトルでお分かりのように、1月1日から12月31日まで1ページずつ、松下幸之助さんの言葉が書かれています。
なんとなく1年読み続けたら成功しそうな気がします。しかも朝読むことにしたら、今日はどんなことが書いてあるのだろうとワクワクしながら起きられるように思います。
なんだか自然と毎日ワクワク生きられるんじゃないかと。
こういう本に年末にたまたま近所の本屋で出会ったのは、運命のようなものを感じます。
さらにいいのは、毎日これをネタにブログを書けば、1年間はネタに困らない(笑)。
今日の一言)1年の抱負を達成するためには、漠然とした目標を立てて、そのために毎日ちょっとずつやることを決める。肝心なのは、それを途中でやめたら、二度とその目標は達成できないという気持ちになることである。
とはいえ、1日や2日さぼってもいいのです。それをすぐに取り返せばいいだけだという気楽さも必要ではないかと思います。
さて、222号というなんだかキリのいい(?)数字ですので、今年は今回までとしたいと思います。
来年は、『松下幸之助 成功の金言365』を毎日みなさまと体験しようという作戦なので、1月1日から休みなくいきたいと思います。
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