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素直のチカラ~「就活で圧倒的な差をつける方法」で就職できました!
当ブログ「ビジネスライターという仕事」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/toppakoh/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
先月末に「就活で圧倒的な差をつける方法」という記事を書きました。
そうしたら、これを素直に実行してくださった方がいました。
この方は新卒ではなく、転職の面接だったのですが、この不景気になんと2社目で内定がもらえたと、感謝のコメントをくださいました!
●感謝のコメント
感謝のコメントはこちらにもありますが、全文引用いたします。
このブログを読むのが、最近の日課になりました。
おかげさまで!昨日面接先から「内定」を頂きました!
とても嬉しく、そしてこのご時世、、面接2社目で内定を出して頂いた事にとても感謝しています。
私の場合、、・諦めない理由
これがとてもはっきりしていました。家族も居たという事もですが続ける理由を面接でしっかり言うことが出来ました。・「誰に」具体的なイメージ
同じ職種で働いていた親から仕事の内容を聞いたり、その職種に付いている友達の話を聞いたり、その現場を見たり。その仕事の本を読んだりして、イメージを持って話をしていると言う事を相手側に解るように話をしました。後は、仕事に就いて「悩みの解決」を日々やっていきたいと思います。
それから、一つの職種に絞って一点突破しました。
本当に有難うございました。
(だいまつ様)
いや、こちらこそありがとうございますm(__)m
よくぞ素直にやってくださいました!
●素直のチカラ
私は、以前自分のメルマガに以下のように書きました。
行動を起せない人は、あなたが思っているより多く、セミナーに参加したり、書籍を読んだりしても行動を起せない人は95%います。
内訳は、50%がまったく行動できない人で、45%が自分に都合よく解釈して、行動した気になっている人です。
一方行動を起せる人の内訳は、4.9%が本質を理解して自分なりにアレンジして行動する人、残り0.1%(つまり千人に一人)が素直に行動する人です。
世の中、数が少なければ少ないほど優秀と決まっています。
となると、意外なことに、
本質を理解して自分なりにアレンジする人よりも
素直に行動する人のほうが優秀ということになります。
これは事実でして、ある著名な先生に学んでいる人の中でも、本当に一字一句やる人がいて、その人は大成功しているようです。
で、そんな人は、やっぱり千人に一人ぐらいしかいないのです。
ですので、ここまでくれば「素直さとは稀有の才能」としか言いようがありません。
だいまつさんが、千人に一人の素直さかどうかはお会いしたことがないので分かりませんが、少なくとも素直にやろうとされたことは間違いありません。
彼が今回就職できたのは、素直さのチカラによるものだと、ぼくは思っています。
●素直にやることがどれだけ難しいか
素直にやることの難しさは、ぼくが実は一番よく知っています。
ご存知と思いますが、ぼくは福島正伸先生に師事しています。
師事と言っても、「究極のコンサルタント養成講座」という連続講座に参加させていただいただけで、福島先生としては、はなはだ迷惑かもしれません。
ですが、故・水口健次先生と並んで、私の中では最大のメンターの一人です。
そのメンターの言葉を、ぼくはいまだに素直に実践できません。
それどころか、連続講座参加中に、福島先生の言葉が信じられなくなり、心身症になりかけた経験まであるのです。
福島先生がぼくのメンターなのは、心と体を壊すまで影響されて、しかも一生考え続ける必要がある言葉を発してくれたからです。
ただ、ぼくは自分の態度が良いとも思っていないのです。素直に実践している人のほうが、ずっと早く大きな結果を出していますから。
素直にやることは本当に難しい。
●いい続けるしかない
ぼくは、「自分軸」の威力に関しては、絶対的な自信を持っています。
なので、本当は素直に実践していただきたい。
しかし、素直にやってねと言われてやれる人は少ない。自分自身がやれない人間ですから。
ですので、事例が出るたびに、紹介していく。それしかないと思っています。
それでも、やらない人はまずやらない。それも分かっています。なにしろ、福島先生こそ事例の宝庫なのに、ぼくはなかなかやらないからです。
だからこそ、自分軸を素直に活用して、結果が出たという話は、涙が出るほど嬉しかったりします。
我ながら因果な商売をしているなあと思わざるを得ません。
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