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"変化"に 新事業の勝機有り。
赤秀有為の「新規事業立ち上げのコツ」
"変化"に 新事業の勝機有り。
慶應義塾大学 環境情報学部卒。IBM/Sun/PwC社にて、コンサルタント職を歴任。現在、エフィジェント社の代表コンサルタントとして、大手企業を中心に、新規事業企画・立ち上げを推進支援。
当ブログ「赤秀有為の「新規事業立ち上げのコツ」」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/yakahide/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
今回は、変化を切り口に ターゲット市場を探ろう!という内容です。
前回の「どんな新規事業を選択すべきか?」と ややテーマが被りますが、違った観点からお話します。
新規事業とは、あたり前なのですが、今に始まった事ではなく、昔からたくさんの人が挑戦してきました。はっきりいって、既存のモノに対しては、骨の髄まで考えつくされている感があります。変化の少ないものに対して、ゼロではないが、なかなかビジネスチャンスを見出すことは難しい。
すなわち、変化こそ、新事業のチャンスなのです。
●社会的な変化を見つける。
これは、そんなに難しく考えずに、各々の感覚で、身近な変化を見つけるのです。
例えば、ざっと、下記の様なモノ。
- 超高齢化社会
- グローバル社会
- アベノミクスで景気が良くなりそう(なった?)
- 若者の車離れ
- 薬のネット販売解禁
- 2020年 東京オリンピック
- 2016年 電力小売自由化
- ・・・
●強みとあわせて市場を探る。
変化を見つけたら、次に、自分達の強みと組み合わせて、ターゲット市場を探ります。
例えば、"IT"を強みと想定して、「東京オリンピック × IT」で考えて見ましょう。
- これから、東京は、外国人で溢れる。
- 街の至るところに、外国人向けの案内板が必要になる。
- 案内は、要多言語対応。従来型の看板を多言語分設置していたら、とても場所が足りない。
- 適宜 情報を入れ替えられるデジタルサイネージ(電子看板)に需要有り。
⇒デジタルサイネージ市場に参入しよう! (少し安易かな、、、)
●特に、規制緩和が超狙い目!
まあ、こんな風に変化を軸に、ターゲット市場を探ってもらいたいと思います。
で、その変化ですが、特に規制緩和が狙い目になります。
規制緩和から新たな市場が生まれることは珍しくありません。
ネット証券 とか LCC(格安航空会社)といったものも、規制緩和からです。
また、「2016年 電力小売自由化」もだいぶ活況ですね。既に多くの企業が市場参入を表明しています。電力市場の勢力図、現状の少数独占からだいぶ変わりそうですね。
以上、何かしら参考にして頂ければ幸いです。
新事業推進社 エフィジェント 赤秀有為
停滞しがちな新規事業企画・立ち上げを推進支援します。
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