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うっかり失言しない5つのコツ

うっかり失言しない5つのコツ

藤 優之

福岡県出身、1977年生まれ。横浜国立大学卒業後、上場会社の経営企画室長を経てトーマツコンサルティング(現デロイトトーマツコンサルティング)に勤務。幅広い業界に対し、新規事業立案・実行支援、事業再建、M&A等多数のプロジェクトを経験。Facebook http://www.facebook.com/MasayukiTou twitterID:@MasayukiTou

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ついうっかり、ポロッと失言しただけで、これまで築いてきた信頼をいとも簡単に
失ってしまいます。

公人である政治家が良い例ではないでしょうか。

いつもは紳士だと思っていた部長が、ボソっと悪口を言っただけで、「えー、実は
そんな風にみている人だったのか。実はわたしも影でそう言われているのかも」と
思ってしまい、不信感でいっぱいになることも多いものです。

このように公人ではなくとも、失言をしてしまうと取り返しのつかないことになって
しまいます。


では、失言しないために気をつけておくためのコツとは、いったい何なのでしょう。


1 思ったことをすぐに口にしない

  小さい頃は思ったことをどんどん口にしていたのではないでしょうか。
  それが、だんだん大人になるにつれて、普通は少なくなってくるもの。
  
  思ったことをすぐに口にしてしまう人というのは、幼く思われてしまいます。
  
  すぐに口にするのではなく、ちょっと考えるクセをつけましょう。


2 想像力豊かに話す

  失言になってしまうのは、「相手がどう思うか」を考えていない場合が多いです。
  また、相手の状況を考えずに自分のこれまでの経験だけで断定してしまう場合
  も同様です。
  
  例えば、何度も遅刻している人に対して、「今日でいったい何度目だ!いい加減
  にしろ!」とすぐに怒ってしまったりするものです。しかし、実際は母の病院へ
  の付き添いのため、出社時刻を遅らせてもいいような申請をすでにしている場合
  もあります。
  
  相手の立場・状況を想像して、「何か理由があるんじゃないだろうか」と想像力
  をいい方向に働かせましょう。
  
  ネガティブシンキングではダメです。


3 誤解のないように言葉を選ぶ

  話している本人は失言とは思ってなくとも、聞いている人の解釈によっては失言
  になったりすることもあります。
  
  自分できつい表現だったかな、と思ったら、すぐに「これこれこういう意味で言っ
  た言葉だよ」とフォローをしましょう。


4 ストレートな表現よりも、ソフトな表現を

  直接的な表現をすると、聞いた人は傷つくことが多いです。
  できるだけ柔らかい表現を選びつつ話すクセをつけましょう。


5 後で後悔するぐらいなら、しゃべらない

  これは最後の手段。
  
  そもそも失言するクセがある、と思ったら、しゃべるのを止める、というのも
  手ではあります・・・。
  
  あくまでも最後の手段ですが。



他人(ひと)のフリ見て我がフリ直せです。

ついうっかり失言をして、信用を失うぐらいなら、この5つのコツを身につけて
みてはどうでしょうか。


失言する人には理由(わけ)がある
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