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「新人教育の一環として名刺をいただきにあがりました!」について
»2012年6月20日
本当は面白い、BtoBソフトウェアベンダー生活記
「新人教育の一環として名刺をいただきにあがりました!」について
コラボリズム株式会社 代表取締役で文系プログラマー。超朝型へのスイッチで、仕事と家庭の両立を目指す二児の父。
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会社の窓口にスーツの若者がフレッシュな空気をまとって現れ、さわやかな笑顔を振りまきながらこういう。
「新人教育の一環として名刺を頂きにあがりました。」
僕は飛び込み営業の人に冷たいらしく、たまに対応すると社内が凍るので、最近はなるべく暖かい対応を心がけているのだけれど、この「理由無き理由」を相手にすると、なかなか優しく対応する方法が思いつかなくて困る。
物やサービスを売りにきたのなら、ニーズがばっちり合えばウチの会社にも有益な何かがあるか知れないけれど、来た理由はあくまで新人教育のため、目的は名刺をもらう事というのなら、こちら側には提供されるものは何もない。
せめて何らかの武器を持たせてあげた方がいいんじゃないかなあ。使い方がわからなくても、とりあえずめちゃくちゃにでも突いてたら刺さるかも知れないですよね、心に。
それに、自分からわざわざ「新人教育で来た」なんて言わせるのも解せない。それだと「武器持ってません」ってアピールしながら素っ裸で戦場を走り回ってるようなものでは無いのかな。まあ僕は営業教育論は全くわからないのですが。
とりあえず、新人の方には頑張っていただきたいと思っています。ほんとに。上司が武器を持たせてくれないなら、自分で盗むなり作るなり工夫をし、「新人教育で来たと言え」との指示は無視して効率よく名刺をゲット。上司には「指示をいただいた通りでバッチリっすよ。」とか報告しておけばいい。まっすぐ当たらずに努力と根性の問題を器用さで解決する。そういう能力だって、実は上司に期待されてるのかも知れないですしね。
まあ、そんな簡単なもんでは無いんでしょうけど、
とりあえず頑張ってください。