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組織作りは空想ゲーム~誰でもできる会社の変え方~その4

組織作りは空想ゲーム~誰でもできる会社の変え方~その4

細島 誠彦

株式会社TransamManagementSystem代表取締役。 中央大学法学部卒業後、ベンチャー企業その他企業の経営企画室長、管理本部長、CFO、取締役を歴任。経営戦略構築、マーケティング戦略構築、新規事業の立ち上げや財務戦略、M&Aなど、企業の参謀業務に従事。

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ある程度の目標、そして戦略が固まったら、
次は組織を考えなければならない。

よくあるパターンで、
「会社では組織図はあるが、組織はない!」
ということが往々にしてある。
どういうことかというと、
組織とは、それが機能しなければ組織とは言えないからだ。
組織図を作ったら組織完成とはいかないのだ。

ある会社であったことだが、
目標及び戦略がある程度できたところで、
その会社の役員に組織構築を依頼した。
持ってきた組織図には、2つの大きな組織があり、
それぞれの組織にTOPが2人ずつ、計4人いた。
そんな組織はあり得ない。
なぜなら、組織は上下に情報が流れなければならない。
同じポジションに2人いるということは、
上も下も、どちらに情報を流せばいいのかわからなくなる。
混乱のもととなる。
総理大臣は2人いない。大統領も2人いない。

組織を作るということは意外と難しい。
おそらくそれは、今、会社にいる社員の顔を浮かべるからだ。
上記の例でいけば、
「この人は長年いるからこのぐらいのポジションにいなければおかしいか・・」
「こいつも頑張ってるから、このポジションだな・・・」
こういう決め方であってはいけない。
組織はあくまでも目標達成のための組織でなければならない。
ポジションにふさわしい人がいなければ、補充しなければならない。
達成のための最高の布陣を考えるのだ。

再度述べれば、

組織を作る際に考えることは、
目標を達成するための最善の組織、戦略を完遂できる最善の組織

である。
人は後で当てはめよう。
まずは目標達成のためにはどういう組織である必要があるかを空想する。
これができれば達成できるはず!という組織図ができてから、
人を入れこんでいく。
これが正しい組織の作り方だ。