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正しい考え方で売らなかった商品の行く末 仕事ができる人の研究4

正しい考え方で売らなかった商品の行く末 仕事ができる人の研究4

細島 誠彦

株式会社TransamManagementSystem代表取締役。 中央大学法学部卒業後、ベンチャー企業その他企業の経営企画室長、管理本部長、CFO、取締役を歴任。経営戦略構築、マーケティング戦略構築、新規事業の立ち上げや財務戦略、M&Aなど、企業の参謀業務に従事。

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Manners(礼儀)についての事例を2つ述べてきたが、
次は、仕事が出来る人のフレームワーク2M-SETのMindset(考え方)である。

視点の研究シリーズでも書いたことだが、
京セラ稲盛氏は、この"考え方"というものを重要視している。
稲盛氏曰く、

人生・仕事の結果=考え方☓熱意☓能力

であるとしている。
そして、熱意と能力は0以上100点未満で点数化され、
考え方はマイナス100点以上100点未満としている。
何が言いたいのかというと、
この公式は掛け算であり、
考え方がマイナスだと熱意や能力が高ければ高いほど、
結果としてマイナス度が高くなるというものだ。
これほど、"考え方"というものが大事だということである。

これは具体的な事例を書く必要もなく、
過去において犯罪により捕まった経営者を見ればわかる。
具体例は敢えて書かないが、何人か頭に浮かぶだろう。

犯罪とまではいかなくとも、"考え方"がおかしいと、
やはりビジネス上もおかしくなる。

商品がなんであれ、売る方法さえしっかりしていれば、売れる。
しかし、長続きはしない。
商品を作るときにも、いい加減に作ったものは当然、すぐにバレる。

ある健康飲食物をものすごい安いルートで仕入れることができた会社の事例だ。
しかし、これは恐らくはいわゆる裏取引的な感じのルートだったのだろう。
証明書などもついておらず、どこのものかもわからない商品だったために、
当然、売れずに終わった。。。
売れれば、何でもいいという考え方だったのだろう。
"考え方"が正しいものでなければ、それはマイナスの結果として現れるのだ。
その商品は、社内で消費されて終わっていった・・・。