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忙しいフリに過ぎない忙しそうな部長I 仕事ができる人の研究6

忙しいフリに過ぎない忙しそうな部長I 仕事ができる人の研究6

細島 誠彦

株式会社TransamManagementSystem代表取締役。 中央大学法学部卒業後、ベンチャー企業その他企業の経営企画室長、管理本部長、CFO、取締役を歴任。経営戦略構築、マーケティング戦略構築、新規事業の立ち上げや財務戦略、M&Aなど、企業の参謀業務に従事。

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2M-SETのE。
Efficiency(効率)についてである。

多くの人を見てくると、
この効率という感覚が身に付いているかどうかで、
大きな差となって現れることがわかる。

残業につぐ残業をしている社員がいる。
会社によっては、ものすごく頑張る社員として評価されるところもあるだろう。
しかし、逆に、何も考えない愚鈍な社員と評価する会社も増えている。

私がこういう社員をみて、ヒアリングなどをすると、わかるのは、

何も考えていない!

ということがわかる。

時間がない!時間がない!と騒ぎ立てるだけで、
時間を作ろうとしない。
忙しい!忙しい!と騒ぎたて、他の部署や会社のせいにしているだけで、
忙しい原因を探ろうとしない。

そう!何も考えない結果に過ぎない。

効率というものは、考えないと発揮されない。

「何から始めるべきなのか?」
「そもそも、この作業の仕組みはどうなっているのか?」
「最重要な仕事はどれなのか?」
「どうしたら、もっと簡単に、素早くできるのか?」
などなど、考えれば、いくらでもアイディアが出ると思うが、
何もせずに、不平不満ばかり言っている人はゴマンといる。

ある会社でのことだ。
何泊もして仕事をしている部長Iがいた。
カプセルホテルに泊まっているのだ。
何をして、どういう仕事の仕方をしているのかを注意深く見ていたら、
何とも意外なことがわかった。
彼は、最初から宿泊することを織り込んで、仕事をしていたのだ。
つまり、泊まるのだから時間はいくらでもある、だからゆっくり仕事をする。
タバコもいくらでも吸う時間がある。
こんな、つまらないことにより忙しいと言っていただけなのだ。

これは決して特殊な例ではない。
似たりよったりということが多々ある。
原因は、

何も考えないという結果にすぎない。