誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。

会社の公用語が英語になる前に

会社の公用語が英語になる前に

澤田 景子

誠ブログの管理人。サイトの運営に日々、試行錯誤を繰り返しながらも、ガンバるビジネス・パーソンを応援します!


 誠ブログをご覧のみなさま、こんにちは。暑い日が続きますが夏バテになったりしていないでしょうか。私は冬生まれのせいか暑いのがどうも苦手で連日エアコンのお世話になっています。TVのニュースで「ウチのエアコン壊れちゃって。。。」という猛暑に関するインタビューを見たりすると、ウチのエアコンも壊れちゃったらどうしよう!!と考えるだけでゾッとしてしまいます。「ゾッとするなら涼しくなっていいじゃないか」なんて声が聞こえてきそうですが、まあ、それは置いといて。

 では、今週デビューしたブロガーさんのご紹介。


【新規ブロガーのご紹介】

朋橋ネロ
 航空機産業での悪戦苦闘の日々

根っからの文系人間が一般事務や遺跡発掘バイト、自動車設計への派遣などを転々とし、たどりついたのが航空機産業。航空機の知識も興味もまったくなかったド素人が、航空機設計にたずさわりながら悪戦苦闘の毎日を綴る。


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 今週気になったブログは、英語に関するエントリーが2本あったことでした。

安齋慎平さんの、【コラボ企画4】「英語を学習している人に伝えたいこと」ブレスト77

と、

中山順司さんの、お笑い番組で、英語のリスニングを克服する

です。

 この2本は今週のアクセスランキングの上位にランクインし、読者の英語についての関心が高いことを表していると思います。

 日本でも会社の公用語を英語にするといった企業が増えてきました。これは日本国内だけでなく世界全体を視野に入れなければ、この先、企業として生き残っていけないということですよね。アナタの勤めている会社で、明日の朝礼で「わが社の公用語を来年度より英語にする」という発表があるかもしれないのです。(英語の公用語化については問題も多くそれぞれ意見があるかとは思いますが...)
 ビジネスシーンだけでなく、海外旅行に行って現地の人と交流するときにも英語は大変役に立ちます。

 みなさんはどのような方法で英語(外国語)を勉強している、あるいはしてきましたか?私が学生の頃は、音楽、TV、ラジオや映画などで、できるだけ英語を聴くようにしていました。
 FMラジオやCDなどで海外の音楽を聴きながら歌詞カードを広げ、発音の練習をしながら原文と対訳を読み比べました。高校生の時にはそんなにお金もないのに加えて、田舎に住んでいたので近所にレコード屋(今はCDショップと言うのが主流なのでしょうか?)も無く、CDを買うにも一苦労でした。友達同士で貸したり、レンタルショップを利用したり、ラジオ放送を録音して何度も繰り返し聴いていました。
 家でTV番組を副音声の英語で観ていたら、「わからないから普通に日本語で観たい」という家族からの苦情が出たので、これは2台目(自分専用)のTV購入まで日常化はしませんでした(まあ、英語で観てても正直半分ぐらいしかわからなかったのですが)。
 映画は、今でこそ劇場では同じ映画でも字幕版と日本語吹き替え版が選べますが、当時は外国の映画はほとんどが字幕版でした。ただ、日本語吹き替え版にはオリジナルとはまた違う楽しみ方があるので、気に入った映画は両方観比べるなど、とにかくいろいろと工夫していたように思います。

 当時、私が大事にしていたのは「いかに興味あることで楽しく勉強するか」ということです。教科書にない、学校では教わらない英語に楽しく触れることで、読み書きが多少おぼつかなくても工夫ひとつでキライにはなりませんでした。
 今ではすっかり便利になりました。TVはデジタル放送になり、副音声+字幕表示で映画だけでなく、ドラマもニュースも観れます。インターネットが普及して、1時間近くかけてレコード屋に行かなくてもネットで曲の視聴やダウンロードができるし、CDと本をまとめて買って、それが翌日には家に届きます。レンタルショップに行ってDVDを探して「貸出中」の札を見たときの無力感に襲われることなく、好きな時にシリーズものの海外ドラマも映画もネットで購入してスグ観れてしまう便利な世の中なのです。

 こんなに便利になったのだから、学生のころより(お金もあるし)もっとたくさん勉強できるじゃないか。2本のブログエントリーを読んで、学生時代を振り返りながら、また英語の勉強しようかな~と、思ったのでありました。