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契約形態の見直しで、人材派遣契約から業務請負契約に変更になり、単月で赤字になってしまいました。
売上の元が人件費ですし、経費のほとんどが人件費ですので、売上が減っても経費は変わりません。
売上が下がっても仕事量は同じですし、それ以上に手間が増えていましたので、前月よりも人件費は増えていました。
この状態が続けば、「給料をやっと払って終わり」でいいところですので、何かを変えなければなりません。
単価を上げてもらうのは非常に難しいですし、それを言ってしまえば、単価が上がったとしても、今後の勢力の拡大が難しくなってしまいます。
勢力を拡大して仕事を増やすことも考えましたが、この調子で増やしても利益は出ませんので、内部改革が必要でした。
そこで、会社のナンバー2を入れ替えることにしました。
現在のナンバー2は一番古い従業員で、私と同い年です。
次のナンバー2は、その従業員の前職の後輩で、私の会社でも同じく後輩になる4歳年下です。
会社の全員がまだ20代ですので、年功序列では絶対に抜けそうにない関係ですが、思い切って入れ替えることにしたのです。
今のナンバー2の能力には限界を感じていましたし、新しいナンバー2の方がいろんな面で勝っていて、力を秘めていることはわかっていました。
そこで、思い切って入れ替えることにしたのです。
その立場になるということは、名実ともにナンバー2になるということです。
今のナンバー2は一番の高級取りで、月給45万円の固定給でした。
新しいナンバー2は、これを超える条件を提示して、月給50万円に残業とかの手当てを付けることにしました。
さらに、ボーナスもあります。
この条件を提示すると、「いやー、それはさすがにもらいすぎですよ!固定給の50万円にしてください。ボーナスは利益が出たらでいいです」と言ってきました。
さすがに、これからの現場を引っ張っていくナンバー2となる人材です。
給料を辞退したのは、後にも先にも彼以外にいませんでした。
普通なら、「もらいすぎですよ~」と言っても、「じゃあ低くしようか?」と返事すると、慌てて「いやいや、もらいすぎにならないように頑張ります!」と修正するでしょう。(笑)
すでに、いつも会社のことを考えていましたので、自然と会社のことを考えた決断をしたということですね。
さらに、専務取締役となって、経営にも参画してもらうことにしました。
若き専務が誕生したわけですが、まだ22歳くらいですので、世間一般では右も左もわからない新入社員くらいの年齢です。
それに月額50万円の固定給ですので、手当を辞退したとはいえ破格の条件です。
でも、年功序列ではありませんし、完全実力主義を採用していましたので、力がある者が上に立って、給料も良いのは当然のことです。
もし、「来月からナンバー2だ。でも給料は定期昇給の1万円だけだぞ」と言われたら、「責任ばっかり重くなるのかよ~」と思って、やる気がなくなってしまいます。
立場も給料も年功序列ではなく実力主義にしなければ、「年功序列ではない」とはいえません。
こうして、新しい体制でスタートしたのです。
売上の元が人件費ですし、経費のほとんどが人件費ですので、売上が減っても経費は変わりません。
売上が下がっても仕事量は同じですし、それ以上に手間が増えていましたので、前月よりも人件費は増えていました。
この状態が続けば、「給料をやっと払って終わり」でいいところですので、何かを変えなければなりません。
単価を上げてもらうのは非常に難しいですし、それを言ってしまえば、単価が上がったとしても、今後の勢力の拡大が難しくなってしまいます。
勢力を拡大して仕事を増やすことも考えましたが、この調子で増やしても利益は出ませんので、内部改革が必要でした。
そこで、会社のナンバー2を入れ替えることにしました。
現在のナンバー2は一番古い従業員で、私と同い年です。
次のナンバー2は、その従業員の前職の後輩で、私の会社でも同じく後輩になる4歳年下です。
会社の全員がまだ20代ですので、年功序列では絶対に抜けそうにない関係ですが、思い切って入れ替えることにしたのです。
今のナンバー2の能力には限界を感じていましたし、新しいナンバー2の方がいろんな面で勝っていて、力を秘めていることはわかっていました。
そこで、思い切って入れ替えることにしたのです。
その立場になるということは、名実ともにナンバー2になるということです。
今のナンバー2は一番の高級取りで、月給45万円の固定給でした。
新しいナンバー2は、これを超える条件を提示して、月給50万円に残業とかの手当てを付けることにしました。
さらに、ボーナスもあります。
この条件を提示すると、「いやー、それはさすがにもらいすぎですよ!固定給の50万円にしてください。ボーナスは利益が出たらでいいです」と言ってきました。
さすがに、これからの現場を引っ張っていくナンバー2となる人材です。
給料を辞退したのは、後にも先にも彼以外にいませんでした。
普通なら、「もらいすぎですよ~」と言っても、「じゃあ低くしようか?」と返事すると、慌てて「いやいや、もらいすぎにならないように頑張ります!」と修正するでしょう。(笑)
すでに、いつも会社のことを考えていましたので、自然と会社のことを考えた決断をしたということですね。
さらに、専務取締役となって、経営にも参画してもらうことにしました。
若き専務が誕生したわけですが、まだ22歳くらいですので、世間一般では右も左もわからない新入社員くらいの年齢です。
それに月額50万円の固定給ですので、手当を辞退したとはいえ破格の条件です。
でも、年功序列ではありませんし、完全実力主義を採用していましたので、力がある者が上に立って、給料も良いのは当然のことです。
もし、「来月からナンバー2だ。でも給料は定期昇給の1万円だけだぞ」と言われたら、「責任ばっかり重くなるのかよ~」と思って、やる気がなくなってしまいます。
立場も給料も年功序列ではなく実力主義にしなければ、「年功序列ではない」とはいえません。
こうして、新しい体制でスタートしたのです。