誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。
当ブログ「事業のヒント」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/kami/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
ステンレスプールの製造には、パーツを製造できる工場が必要で、プレス機と溶接設備が絶対に必要になります。
ちょうど両方の設備がある会社を知っていましたので、早速、話に行きました。
その工場とは直接の取引がなく、工場の下請けで溶接を主にやっている会社と取引があり、仕事がない時に何度もお世話になっていました。
まずは溶接ですが、その会社は溶接がメインだったため、ステンレス溶接もできると思っていました。
でも、あっさりと「ステンレスは無理」と言われました。(笑)
なぜなら、ステンレスの溶接設備がなかったからです。
でも、経験者はいるということでしたので、設備があれば何とかなることはわかりました。
ただ、設備を誰が何とかするかは考えていませんでしたが。(笑)
次に、工場長と話をしました。
私は工場の元請けの下請けという立場になりますので、工場から見れば下の下になります。
でも、今回は私が発注する側になりますので、工場の上の立場になり、一気にホップ、ステップ、ジャンプの三段跳びをすることになります。
(事業に上も下もありませんが、わかりやすくするために書いています)
そうなったとたんに、工場長の腰が少し低くなったような気がしました。
今までは別に偉そうではなく普通だったのですが、「ぜひ、うちにお願いしますね~」という柔らかい態度になっていたのです。(笑)
事前の打ち合わせは問題なかったのですが、私だけでは判断できない面がありましたので、親会社の支店長も一緒に行くことになりました。
工場を一通り見学させてもらい、商談というか雑談というか、いろんな話をして無事に終わりました。
終わってからわかったのは、その工場では無理だということです。(笑)
その工場のプレス機は、上から一気にガシャンとプレスし、型どおりに打ち抜きます。
そうではなく、ジワーッと鉄板を曲げるプレス機が必要だったのです。
その工場のプレス機で鉄板をガシャンと一気に曲げれば、鉄板が曲がってしまうことは容易に想像できることです。
でも、私はそこまで考えていませんし、プレス機があったら何とかなるだろうと思っていたので、そんな適当な話を聞かされた工場長は、同じように「何とかなるだろう」と思って当然です。
少し聞くとか、調べるとかすれば事前にわかった話ですが、「何とかなるだろう?!」としか思っていませんので、何とかなると思っていました。
当たり前の話ですが、さすがに用途がまったく違えば、何ともなりません。
こうして、関係者に迷惑をかけた挙げ句、唯一の可能性もなくなり、本当に設備も知識も何もない状態になりました。
その工場とは、「また機会がありましたらお願いします」という、Yahoo!オークションの定例の評価のような最後になりました。
もちろん、またの機会はありません。(笑)
ちょうど両方の設備がある会社を知っていましたので、早速、話に行きました。
その工場とは直接の取引がなく、工場の下請けで溶接を主にやっている会社と取引があり、仕事がない時に何度もお世話になっていました。
まずは溶接ですが、その会社は溶接がメインだったため、ステンレス溶接もできると思っていました。
でも、あっさりと「ステンレスは無理」と言われました。(笑)
なぜなら、ステンレスの溶接設備がなかったからです。
でも、経験者はいるということでしたので、設備があれば何とかなることはわかりました。
ただ、設備を誰が何とかするかは考えていませんでしたが。(笑)
次に、工場長と話をしました。
私は工場の元請けの下請けという立場になりますので、工場から見れば下の下になります。
でも、今回は私が発注する側になりますので、工場の上の立場になり、一気にホップ、ステップ、ジャンプの三段跳びをすることになります。
(事業に上も下もありませんが、わかりやすくするために書いています)
そうなったとたんに、工場長の腰が少し低くなったような気がしました。
今までは別に偉そうではなく普通だったのですが、「ぜひ、うちにお願いしますね~」という柔らかい態度になっていたのです。(笑)
事前の打ち合わせは問題なかったのですが、私だけでは判断できない面がありましたので、親会社の支店長も一緒に行くことになりました。
工場を一通り見学させてもらい、商談というか雑談というか、いろんな話をして無事に終わりました。
終わってからわかったのは、その工場では無理だということです。(笑)
その工場のプレス機は、上から一気にガシャンとプレスし、型どおりに打ち抜きます。
そうではなく、ジワーッと鉄板を曲げるプレス機が必要だったのです。
その工場のプレス機で鉄板をガシャンと一気に曲げれば、鉄板が曲がってしまうことは容易に想像できることです。
でも、私はそこまで考えていませんし、プレス機があったら何とかなるだろうと思っていたので、そんな適当な話を聞かされた工場長は、同じように「何とかなるだろう」と思って当然です。
少し聞くとか、調べるとかすれば事前にわかった話ですが、「何とかなるだろう?!」としか思っていませんので、何とかなると思っていました。
当たり前の話ですが、さすがに用途がまったく違えば、何ともなりません。
こうして、関係者に迷惑をかけた挙げ句、唯一の可能性もなくなり、本当に設備も知識も何もない状態になりました。
その工場とは、「また機会がありましたらお願いします」という、Yahoo!オークションの定例の評価のような最後になりました。
もちろん、またの機会はありません。(笑)