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リスク管理は当事者には無理!!

リスク管理は当事者には無理!!

川乃 もりや

とあるところで、とあるコンビニのオーナーをしている、「川乃 もりや」です。事情により、匿名です。とあるコンビニの元社員が仕事や感じたことを、時にはコンビニの内情のあれこれをブログにしちゃいます。みなさんお付き合い下さい。

当ブログ「とあるコンビニオーナーの経営談議」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/kawarimonoya/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


誠ブログ管理人さんから「原発は必要?不要?」というブログお題をいただきまして、コンビニのオヤジらしくないブログを書いてみようと思います。

私は、3.11以前は確実に原発賛成論者でしたし、周りにも言っていました。しかし、その賛成意見は「管理をしていれば安全である」という前提があってこその賛成意見だったのです。
では、何故安全に管理できなかったのでしょう?
予想以上の地震・津波だったから?それは違いますよね。今回の震災規模を想定したリスクの話は、どこかで出ていたはずです。それなのに、防ぐことは出来なかった。
始めから安全管理は無理だったのです「原発推進論者に原発のリスク管理は出来ない」それが私の出した結論です。

なぜ、原発推進側は原発を管理できないのでしょう。
原発推進側は、原発を運用したいわけです。運用したいのに、運用出来なくなるような話をするわけがないのです。仮にリスクの話をしても、その話は運用に支障の無い程度しか話しません。正しく今回の事故を表しております。
●原発は緊急時には安全に停止するシステムです。
安全に停止するどころか、緊急時に最大の被害を出したわけです。

多くの人様の命を危険にさらすわけではないのですが、コンビニでも私のようなオーナー側が管理できないモノがあります。その代表を申しますと、商品の販売期日の問題です。
商品にはそれぞれ固有の販売期間があります。賞味期限であったり消費期限であったりです。販売期間を過ぎた商品は、一定のルールを持って売り場から撤去されるのですが、それを運用者側(オーナー)が管理をするとセコイ考えに押しつぶされそうになります。「もうちょっとしたら売れるんじゃね」「まだまだ食べられるだろう」などという。もしルールを無視して販売した結果、食中毒事件なんか起こした日には商売が続けられない。そう分かっているので、オーナー達は涙を飲んで捨てているわけです。でも、誘惑には勝てないものです。万が一、ルールを破っても問題が発生しなかったら、再度ルールを破らないとは言えません。
そんな誘惑に弱い私は、当店は商品を捨てることに利害関係が無い、アルバイトに販売期日の管理をやらせています。アルバイト達は無常にもルール厳守で販売期日の過ぎた商品をバンバン捨ててくれます(涙

原発の管理も同じではないでしょうか。
運用推進側の電力会社や国が管理しても、そこには必ず落とし穴があります。
もし今後も原発を運用したいのであれば、原発反対者にでも管理をさせる仕組みを作らない限り、再度同様の事故が起こっても私は不思議に思いません。
反対者に管理というのも意味がわかりませんね(汗
原発の不具合を指摘することで「利益」を得る人と言ったほうがいいでしょうか。
推進側が管理できないのは、当然の流れです。それが人の弱さです。
弱いからこそ、管理は厳しく行わなければならないのです。そして、その管理者は推進者とは逆の立場の人間こそ相応しいと考えています。

お題の「必要?不要?」からはちょっとズレてしまいました(汗
24h店を開けて、電力の恩恵を最大限に受けている私ですので、偉そうなことは言えないのですが、現在の運用方法には問題があると思いますので、管理手法を改めない限りは、反対とさせていただきます。