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Web時代の物書きに必要とされる3つの素養

»2014年11月21日
やまとぴBlog

Web時代の物書きに必要とされる3つの素養

山本 恵太

六本木ヒルズのIT系企業で社内広報を担当しています。

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僕は物書きってどれだけ速く書けるかが最も大事だと思うんですよねー。でも別にWeb時代に特別な話ではないし、くだらない乱文を大量生産してるメディアもどきを評価したくないのでここでは割愛。

そして僕は致命的に書くのが遅いです。スピードライティングみたいな講座があったら全力で受けますので、誰か教えてください。

と言うことで、僕はWeb時代の物書きに必要な素養を三つあげるなら、訴求力と編集力と拡散力だと思うんですよねーって話です。

1. 訴求力

以前、誠ブログのブロガーズミーティングに登壇したBusiness Media 誠の吉岡編集長が、Web時代において「読まれない記事は存在しないに等しい」と話していたのが印象的でした。

これ、コンテンツの訴求力というより、タイトルをクリックしたくなるかとか、サムネイルで表示されてる画像が興味を引くかとか、そんな意味です。

あと昔に比べれば時流がすごいスピードで変化してるので、いかに速くキャッチアップして記事にして掲載するかってのが大事ですよねと。書きながら、やっぱ速く書けるスキルは大事ですねと再確認。

2. 編集力

これは文章をどう編集するかって話より、文章が載ってる「面」をどう編集するかって話です。

アメブロとか典型的で、文章に関係ない視覚のための改行というか空行が多用されるわけじゃないですか。

写真の枚数とか配置とかフォントとか横幅とかとか、テキストデータ以外に目を配れないとダメで、デザイナーの仕事ですよね。

3. 拡散力

これはソーシャルメディア的な話ですけど、個人が持ってる拡散力であったり、拡散力のあるどのメディアに出すかを考えたり。

良い意味で炎上させることができるかが大事で、よくソーシャルメディアの運用担当者になった人に炎上が心配ですとか相談されます。が、炎上できるものならしてみなさいと。

そりゃ犯罪行為とか反社会的なことをしたら炎上するけど、それ以外の理由で炎上させられる拡散力を自分が持ってると思うなんて。随分と自意識過剰ですね。

と、言う感じです。

Web時代って書いたけど、そろそろネイティブアプリ時代に何が求められるかを真剣に考えないといけないよなー。とかね。