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Yahoo!トピックス(ヤフトピ)掲載までの3つのポイント

»2013年10月 6日
CSR幸福論

Yahoo!トピックス(ヤフトピ)掲載までの3つのポイント

安藤 光展

CSRコンサルタント、ブロガー。著書『この数字で世界経済のことが10倍わかる - 経済のモノサシと社会のモノサシ』(技術評論社)ほか。

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■Yahoo!トピックス神話と現実とのギャップ

誠ブロガーのふじいりょうさんが、書いていた記事を読んで思ったことがあるので、まとめてみます。


「やっぱりYahooニュースになると日に100万PVは稼げるんですよね?トピックスに掲載されるためにはどうすればいいんですか?」という言葉が出た瞬間、ぶっちゃけ聞きたいのここだけだろ、と内心で思うわけです。しまいには、「Yahooのお知り合いをご紹介して頂くことはできませんか」ときました。
(中略)
そんなこんなで、ヤフトピに掲載されるための、銀の弾丸なんて存在しないという話なのですが。広報・PRや、社の偉いひとたちに向けたプレゼンテーション目的にヤフトピを使うのはやめてもらいたい、というのが正直なところ。もっというと、「ヤフトピは日経新聞じゃねーよ」と叫びたいです。
ヤフトピに掲載される銀の弾丸なんてないよ

それはまったく同感でして、僕もふじいりょうさんと同じく、「Yahoo!ニュース個人」の枠をいただいており、そちらで1回ヤフトピに掲載いただきました。

結論からいうと、企業の"面白くない"プレスリリースは100%掲載されません。掲載してもらいたければ、掲載したくなるような良質のコンテンツを作り続けれいいだけです。


■ヤフトピ掲載の結果
実際には、僕の場合2日間で360万PV、翌週に関連記事掲載で10万PVの合計370万PVを1記事でいただきました。

個人ブログにその時の状況と解説を詳細にまとめていますので、興味がある方は読んで見て下さい。

[祝! ヤフトピ掲載]ブロガー必見! ヤフー・トピックス掲載(ヤフー砲)までの3つのコツ

ちなみに、その時の影響は以下の通りです。

・記事アクセスが360万PVを超えた。
・以前書いた記事にも8万PV程度流れた。
・文中で引用していたリンクに2万PVくらい流れた。
・Facebook、Twitterにヤフトピ担当の方からコメントがきた(笑)
・友人たちが祝福してくれた。
・賛否あるコメントが80ほどついた。
・ツイート850、FBシェア2500ほどついた。
・トピックス掲載から落ちた後も、関連カテゴリー流入などから該当記事へ100万PVほどあった。
・「安藤光展 〇〇」の検索流入が200ほどあった。(無名なんで誰だか知りたかったんでしょうね)
・Twitterのフォロワーが30人くらい増えた。(普段1日1人くらい)
・Facebookのフォロワーが20人くらい増え、友人申請が10くらいきた。(普段1日0.1人くらい)


■ヤフトピ掲載のポイント
僕が感じたポイントを3つほど共有させていただきます。

1、「メディア」をもつこと
2、時事ネタであること
3、ヤフトピ経験者が知り合いでいること

以上の3点です。

そもそもメディアを持たなければ、掲載されません。メディアとは企業サイトや、広報ブログではありません。まぁ、連携するニュースメディアがYahoo!に配信していればいいのかもしれませんが。

加えて、時事ネタである必要があります。関連記事表示であれば、統計・調査などオピニオンのエビデンスになりうるコンテンツが掲載される可能性はありますが、トピックスだと、時事ネタ以外は載りません。

あと、ヤフトピ経験者の知り合いがいるとよいでしょう。僕みたいに、詳細まで公開している人はいませんから。お金払って、コンサルを雇うのもありですが、まぁ、大抵結果につながらないんで、ほどほどに。

まぁ、別にヤフトピに掲載されなくとも、「資料性の高く、時事問題を扱いながら、専門的な知見で情報をまとめる」という視点は、読者にとって有意義な記事になりやすいです。ですので、ソーシャルでバズる可能性は大いにあります。そちらを目指すほうが現実的だとおもいますよ。マジで。

では、最後に書籍「ヤフー・トピックスの作り方」より、名言を一言ご紹介いたします。


「どうすればトピックに載るのか?」。この問いに対する答えはありませんが、「どのような情報がトピックに掲載されるのか?」という問いに対しては、このように答えられるかもしれません。「トピックスが掲載した情報は、読者が求める商品やサービスに加え、企業が得意とする分野に関する知識やノウハウです」と。


「ヤフー砲」はあくまで結果であり、求めるものではないってことだと思いますよ。

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安藤光展

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