念願のTV出演の夢も叶いましたが、周りの反応はいまいちでした。

いつもブログを見てくださる方からは、「お母さんがカラーのニュースやってるよと言ったので、見たら美帆さんでびっくりしました！」や「はじめて動く美帆さんを見ることができてうれしかったです！」とうれしい言葉をいただきましたが、いくら視聴率の高い番組で2分ほどのニュースに出たからと言って、次の日から有名人になるわけではありません（笑）

それよりも、それまで親しくしてくださってた方々から、「TVに出たから偉いわけでもなんでもない（これは私も同感です･･･笑）」や「誰だって人よりもでたいのに、仲間が一人だけ出たら嫉妬するのは当たり前！美帆さんは何やっても成功できていいですね」と言われたことがショックでした。
TV出演の後、確かに舞い上がってた部分もありましたが、そういう風に言われるということは、私の態度にも問題があったかもしれません。しかし、その時は、「どうしてそんなことを言うんだろう？私だって色々な思いをしてここまできたのに･･･」とかなり落ち込んでしまいました。

後になって考えると、その時期は、北海道の生活や人脈が私のすべてだったので、親しくしてくださる方々との距離感もつかめずに、勝手に「ここにはこれだけ私のことを理解してくれる人がいる！」と思い込んでいたようです。
まだ知り合って間もないのに、そんなわけないのに･･･
だから必要以上に、周りにプレッシャーを与えたり、重い人間になっていたのだと思います。

そういう心が葛藤しているときに、他のTV局から再び出演依頼をいただきました。
「出演したらまた周りからひかれるんだろうな」と不安になりましたが、離れていく人は所詮その程度のつきあいだと思って後追いしないことにしました。
「自分のどこがその人の気に障ったんだろう」や「自分が何か悪いことをしたのかな」と思っていても、結局悩んで自己嫌悪になっても何も解決しないのです。

自分を認めてくれると思ってつきあっていて、急に離れられてしまうと、自己否定されたような気になってしまいます。
だけど、結局その人とはそういう関係でしかなかったと思うようにしたのです。

人と同じことをしてたり、人の輪から出なければずっと仲良くやっていけるかもしれません。
でもどんどん出ていきたいわけなのですから、「積極的にTVに出るようにしよう！」と決心しました。

だって、別に人に迷惑をかけてる訳じゃないし、がんばって生きてるんだからいいじゃない！！

しかし、この時の私は黒い服ばかりが目につき、何枚もまとめ買いをしたのを覚えています。急に黒が気になる時は、自信がないとき、人間関係のプレッシャーで悩んでいる時、自分を守りたい時、つまり鎧代わりになってほしい気持ちが反映されることが多々あります。
だから黒を身につけて、自信を回復して、人間関係のことで悩まないようにしよう、人が何と言おうが、何と思おうが、自分の道を貫くような「強い女を目指そう！」
そんな心境の現れだったと思います。

しかし、いまだにそんな女にはなれてないです（笑）
おまけに黒は私には一番似合わない色で、その時の服は一度も袖を通さないままでした
(-。-;)

 

次回に続きます♪

 

前回までの記事はこちらです。

北海道起業物語～まったく何もなかった0からのスタート
北海道起業物語２～どこにでも出没する山田美帆と呼ばれて
北海道起業物語３～セミナーの講師は私だったのに
北海道起業物語４～ひゃっ本当にTVが取材に来た！

 

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