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【コラボ企画9】イケメン若手会計士に聞く!合格する勉強の習慣ブレスト
»2010年9月13日
安齋の「No brain,no life」
【コラボ企画9】イケメン若手会計士に聞く!合格する勉強の習慣ブレスト
社会人5年目。世の中にある様々なモノ・サービスに対してブレストしたものを記事にしていきます。また、ほかのブロガーさんや企業さんとのコラボ企画なども織り交ぜてお送りいたします。コラボしたいという方、絶賛募集中です!
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集中したい時に集中できない。そういう時、ありますよね。例えば試験勉強。私は特に要領が悪いので、気分転換が下手。もっと上手く出来たらなあと思いながら生活しております。そこで、私の友人・知人の中でも格段に要領が良く、そして努力家であるM君に「勉強法」について聞いてみました。
彼は某国立大入学後に某旧帝大に編入、そして首席で卒業、さらに公認会計士試験に一発で(!)合格、現在は某大手監査法人に勤務する若手会計士です。
そんな、天が二物を与えてしまった(笑)彼に、勉強する際の習慣などを根掘り葉掘り聞いてみました。それでは、タイトルコール参ります。
<合格する勉強の習慣ブレスト>
1.やる気が出ない時は、時間だけ決めて勉強
どうしてもやる気が出ない時は必ずあるそうです。そういう時は、時間だけ決めて勉強すると良いのだそうです(例えば、午前中だけ勉強して、午後はフリーにするなど)。
しかし、勉強の習慣付けは必要なので、毎日少しずつは勉強した方が良いとのこと。
2.科目別に時間帯を変える
会計士試験には、(1)計算科目(簿記など)と(2)理論科目(会計基準、会社法など)の2つがあります。M君によると、午前中は計算科目をやって、午後3時以降に理論科目をやっていたとのこと。
この、時間帯を変えるという方法は会計士試験に限ったことではなく、複数科目ある試験にも応用出来そうですね。
3.合格体験記を精読
合格している人の「最大公約数」を知るために、まずは合格している人の習慣を知ることが大事とのこと。これは勝間さんが「効率的に合格するには、合格している人の方法を真似る」と言っていることに繋がると思います。
M君はこの最大公約数を自分なりにカスタマイズして、勉強法を確立していったということです。
4.苦手科目を作らない
会計士試験はたくさんの受験科目がありますが、「オールラウンダーでなければならない」とM君は言います。弱点を克服するために、毎日全科目(7科目)勉強していたそうです。
例えば大学入試は得意科目でカバー出来る部分もありますが、会計士試験は実務に関わってくる資格であるだけに、弱点があっては職務遂行上大変なのかもしれませんね。
5.ベンチマークを近くに確保
M君の場合、ゼミの先生が会計士ということもあり、相談しやすい環境にあったとのこと。また、教授を介して会計士と会う機会を設けて貰えたことが、仕事に対するイメージを作りやすかったのだそうです。特に「試験勉強中に仕事内容をイメージしにくい、『監査論』の話を聞くことが出来たのが大きかった」と話しています。
ほかの試験でも、合格者が近くにいると、勉強しやすいのではないでしょうか。
6.睡眠は6時間
試験直前でも、6時間は寝ていたとのこと。寝る子は育つ?
7.1週間に1日は休む
会計士試験は長期間に及ぶ勉強生活を強いられます。そのため、1週間に1日は休みを入れていたとのことです。飲み会にはどんどん参加していたみたいです(というか、私も誘っていました(笑))。
8.寝る前と起床時には「ストレッチ」
朝6時に起きていたらしいですが、起きるのが辛いのは誰だって同じ。そこで、寝る前と起床時にストレッチをしていたらしいです。筋トレも毎日していたとのこと。
9.資格予備校に行く時はアップテンポの曲で
M君によると、某予備校に通学中はSkoop On Somebodyの「How We Do It!!!」を聴いていたとのこと。音楽は良いですね。元気を与えてくれます。
10.1つの予備校を信じて勉強する
受験生の中には、複数の予備校を転々とする人もいるらしいですが、やはり1つの予備校を信じて勉強すべきとのこと。私も大学入試の時は「1つの問題集をきっちりやりなさい」と言われたことがありますが、それと同じことなのだと思います。
試験勉強もブレない心が肝要なのだと思いました。
ここからはインタビューです。
――そもそも、なぜ会計士になろうと思ったのですか?
「これが高校の時に見た、『ぼくが地球を救う(TBS系)』というドラマで(笑)。
登場人物の中に堀内健(ネプチューン)演じる会計士いたんですが、彼の『僕、会計士だからどこでも仕事できちゃうんだよね』という発言が記憶に残っています。大学に入り、会計士になると様々な会社に関われると思い、受験を決意しました。」
――会計の勉強はどのくらいの期間したことになりますか?
「高校の時に会計士に興味を持ち、図書館で本を読んだりしていました。大学も会計学を学べる『経済学部』を選びました。大学1年の時から、簿記3級の勉強を始めたので、4年と数カ月は会計の勉強をしたことになります。」
――これは興味本位で申し訳ないのですが(笑)、受験生時代の1日の生活を教えてくれますか?
「図に描くとこんな感じですかね(以下の図を参照)。会計士試験勉強は2年掛かりましたが、全体を通して1日平均10時間は勉強していたと思います。」
――スゴイと思うのは、モチベーションの維持だと思うのですが、何かコツのようなものはあるのでしょうか?
「ブレストでも述べたように、時間を決めてそれをこなして、あとはフリーにすると良いと思います。毎日こなしていると、不思議と続けられるようになります。『昨日の俺が出来たんだから、今日の俺が出来ないわけない』って」
【M君の1日】
▲基礎固め期間。この頃は大学中心。学食前で一緒に騒いでいたのを思い出します。
▲直前期。ほとんど勉強(赤色)ですね(汗)でも、しっかりと睡眠は取っていたようです。
高校生の時から一貫して一つの道を進んでいる。これは本当に凄いなあと思います。こういう人材が「市場価値が高い」というんだなあと実感しました。
最後の『昨日の俺が出来たんだから~』の言葉は、今も合格目指して頑張っている全国の受験生に対するエールになることでしょう。
そして私も、このような素晴らしい友人がいることに誇りを感じつつ、これからも自分の長所を磨いて行こうと決意を新たにしたのでした。M君、企画に協力してくれてありがとう!