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4月13日 すべてのおかげ、すべてに感謝~『夢をかなえるゾウ』の最終課題をおぼえていますか?(#325)
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感謝する心が共存共栄につながる――松下幸之助さんはこのように説いています。
まさしく、その通りだと思います。
感謝ということを考えると、私はいつも『夢をかなえるゾウ』のことを思い出します。
成功法則の集大成のようなあの本のことをです。「靴をみがく」からはじまり、30個ほどの課題が出されます。
残り5つとなったところで、今までの課題をやっていなくても、最後の5つだけはやってほしいというお願いが書かれています。
さらに最後の1つとなったところで、これだけは忘れないで欲しいといわれます。
その最後の課題を、読んだ方はおぼえていますか?
私は、いったん読んでから3ヵ月後に読み返してみました。
見事に忘れていました。なので、今では鮮烈におぼえています。
それは、ほとんどの方はお分かりと思うのですが、「感謝する」でした(正しくは、「毎日、感謝する」です)。
「足りない、足りない」と「欲しがれば、欲しがる」ほど、欲しいものは遠く離れていきます。原則として人を喜ばせることでしかお金や信頼は得られないのだとしたら、満ちたりない気持ちでいる間は、人を喜ばせる余裕がないからです。
だから、足るを知って、感謝することが重要だというのです。自分が足りていると思えば、人の足りないところをなんとかしたいという「愛」が生まれ、それが人を喜ばせることにつながるからです。
こんな簡単な言葉と理屈ですが、3ヵ月できれいさっぱり忘れてしまっていたのでした。たぶん、そんなことで成功するなんて信じていなかったからでしょう。
『夢をかなえるゾウ』は知り合いにもらった本でした。1回目はなんとなく面白いなと思って読みました。3ヵ月後に読み返したということは、そのときうまくいっていなくて本当にヒントが欲しかったのです。
「感謝する」というのは、実際大きなヒントになりました。その後、なんとなくうまく回り始めました。
今日の一言)足るを知り、感謝すれば、回り始める。