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【書評風】夜型→朝型にシフトできるか?

【書評風】夜型→朝型にシフトできるか?

長谷川 渉

株式会社ナレッジシステムズ代表取締役 企業の成長に必要な「仕組み化」を、IT(ICT)を駆使して実現するシステム実践屋。NLPや心理学の知識を活かしたコンサルティングで「こういうシステムが欲しい」「この業務を自動化したい」というイメージを形にしています。

当ブログ「仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/whasegawa/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


こんにちは、典型的な夜型人間、システムコンサルタントの長谷川渉です。

先日「誠ブログ」のオフ会へ参加の際に「残業3時間を朝30分で片づける仕事術(永井孝尚 著) 」をいただきました。ありがとうございます。

せっかくいただいた本、しかもタイトルからして興味もあり、拝読させていただきました。

構成としては、重要な所には何とマーカーが引いてあり、適度に図表も盛り込まれ、そして実体験の事例が豊富で、とても著者が身近に感じられる、読みやすい本です。

実際に著者の永井さんは、夜型から朝型へシフトされ、生産性が6倍、向上されている訳ですから、ぜひそのスキルを身に付けたい!と思いました。

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私の読書スタイルの1つは、その本から得たい情報を決めて、まず、その情報を得るために、最初からざっと読み始め、欲しい情報が出てきたら、じっくり読み、その後はまたざっと読むという方法をよくやります。

それから、また最初からざっと一通り読んで、新しく気になった所などをメモしたり、付箋を貼ったりしておくような感じが多いです。

大体30分~1時間位で、一冊読み切ります。(本の内容により、+30分位)。本によっては数回読みますので、その分、読書に使う時間は増えます。

余談ですが、小説や心理学の勉強のために読む本は、じっくりと時間をかけて、読み込みます。


今回は、オビに書いてあった「朝は、夜の6倍生産性があがる!」方法が知りたいということをテーマに読ませていただき、気が付いた点などを、シェアしたいと思います。

no6.jpgご献本、ありがとうございました<m(__)m>

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  • 朝の30分が、夜の3時間に相当するのは、夜、疲れ切った頭でだらだら仕事や会議をしても、朝のリフレッシュされた頭で考えるのでは、まったく効率が違うから。(これは体験すれば、すぐに分かると思いました。)
  • 「時間は増やせない。中身を濃くするだけ」-まさにその通り!だと思いました。中身を濃くする方法としては、無駄な時間を削ったり、すきま時間の有効活用などがありますが、自分に合った、ストレスのない範囲でまずはいろいろ試してみて、しっくりくる方法を見つければよいと思います。
  • 誰にも邪魔されずに、仕事をする時間を確保する=朝、2時間早く出社する。私の場合、自宅が仕事場なので、恵まれた環境だなと、改めて思いました。出勤の時間が必要ないからです。ですが、出勤時間もすきま時間として、勉強したりブログを書いたり、趣味の時間に使ったりと、有効活用する方法を考えるのは、意外と楽しいかもと知れませんね。
  • 睡眠時間を削る必要はない。単に、時間を朝にシフトさせているだけ。これが、なかなか難しいと感じました。1人仕事の場合、どうしても切りが悪かったり、逆にのってきたりすると、集中力が続くタイプなので、気が付いたらこんな時間、ということがよくあります。(なので、典型的な夜型なのですが・・・)
  • 仕事の優先順位と重要度、そして何をどの時間帯に行うかを考えてみる。効率化はやはり時間の使い方がキモだと痛感しました。自分自身で、きっちりと自分のタイムマネジメントができなければならないし、部下を持つ立場なら、チームマネジメント力も必要になるだろうなと感じました。

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<1分間IT活用法 書評風バージョン>

通勤時間でも、携帯やスマホを使えば、電子書籍を読んだり英語の勉強をしたり、ブログを書いたりと、インプット/アウトプットどちらにでも使える、便利な時代です。

また、朝の2時間、誰にも邪魔されない時間に集中したい仕事をしたり、朝活による勉強会に参加するなど、時間の有効活用が、生産性向上のポイントの1つだと思います。

自分の時間の使い方を改めて見直してみて、改善できるポイントを、本書から学んでみてはいかがでしょうか。