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マニュアル(トリセツ)の賢い使い方、3つのコツ。
»2011年10月14日
仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法
マニュアル(トリセツ)の賢い使い方、3つのコツ。
株式会社ナレッジシステムズ代表取締役 企業の成長に必要な「仕組み化」を、IT(ICT)を駆使して実現するシステム実践屋。NLPや心理学の知識を活かしたコンサルティングで「こういうシステムが欲しい」「この業務を自動化したい」というイメージを形にしています。
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こんにちは、システムコンサルタントの長谷川渉です。
IT機器に限らず、家電製品や食品に至るまで、その商品を間違わずに正しく取り扱うために必要な情報がある場合は、マニュアル(トリセツ=取扱説明書)が、必ずと言ってよい程、付属(記載)されています。
実際、身の周りにあるモノで、マニュアル(トリセツ)が付いていなかったものを探してみると、見つけられたのは、新聞や雑誌、本といった「読み物」には、マニュアル(トリセツ)が無いものが殆どですね。
それでも一部、CDなどが付属されていたり、著作権に関わる情報が掲載されているものに関しては、利用時の注意書きとして、短いトリセツが書かれているものもあります。
衣類にはなかったかな?と思ったのですが、洗濯の方法について、小さなタグに、やってはいけない方法が、トリセツとしてしっかり記載されています。
ほか、皆さんの周りにも、いろいろとマニュアル(トリセツ)付きのモノは、たくさんあると思います。
こうやって意識してみると、マニュアル(トリセツ)の多さに、改めて驚いてしまいました。
さて、私は職業柄、やはりIT機器やソフトウェアのマニュアル(トリセツ)に触れる機会が多いのですが、実は、殆ど読みません(^_^;)。
もちろん、全く読まない訳ではありませんが、ものによっては本と同じかそれ以上のページ数があるものを、隅から隅まで読んでも、役に立つことが(経験上)あまりないからです。
そこで、マニュアル(トリセツ)を効率的に使うためにはどうしたらよいか考え、3つのポイントだけを抑えておけば、そのモノを取り扱うために必要な情報は十分得られることができるようになりました。
今回は、その3つのポイントをお伝えして、皆さまにも賢く、効率的にマニュアル(トリセツ)を使っていっていただければと思います!
<ポイントその1:まず目次を見て、どんな機能があるか把握し、必要かつ分からない所だけ読む。>
最初から全ての機能を把握する必要は、ありません。
まずは、使いたい(使わなければならない)機能だけ、理解できていればOKです。
また、読まなくても使い方の分かる機能も、結構あったりします。それを1つ1つ読んでいるのは、時間の無駄になります。
そして、目次に記載されている機能で、気になるものがあったら、ペン等で印を付けておきましょう。
そうすれば、次回、すぐにその機能の使い方について、確認することができます。
<ポイントその2:よく使う機能や基本的な制限(値)は、できるだけ把握しておく。>
制限(値)が記載されている場合、それを守らないで使うと、故障の原因になります。
例えば、室温が●度以上の所には放置しないでくださいと書かれていたのに、真夏の車の中に置き忘れれてしまい、熱で故障してしまった場合などは、保証対象外になってしまう場合があります。
また、「ここまでしか●●しないでください」と書かれているのに、それ以上の値で使っていたら故障した、こういう場合も、保証対象外になるかもしれません。
故障の原因になりそうなものには、制限(値)が明記されている場合が多いので、ポイントその1と併せて、確認しておきましょう。
<ポイントその3:「故障した時」の連絡先をチェックしておく。>
家電製品のマニュアル(トリセツ)には、未だに「電源が入らない → コンセントにプラグがきちんと差しこまれているか、ご確認ください。」という説明が、堂々と掲載されています。
巻末に「故障した時の対処法」として記載されていることが多いですが、この内容は、99%、役立ちません。
それよりも、保証期間内であれば、サポートセンターに連絡し、状況を説明した方が、適切な対応が期待できます。(機器の不良であれば、無償での修理も可能です。)
保証期間外でも、修理が必要か否かの判断を聞くことができますし、修理よりも買い替えた方が早いし安い、といったことも分ったりします。
そのためにも、保証期間が分るように、マニュアル(トリセツ)に保証書を添付しておいたり、連絡先の電話番号に印を付けておくなど、いつでも連絡が取れるようにしておくと、イザというトラブルの時の対応が素早く行えます。
以上が、マニュアル(トリセツ)を効果的に使う方法の3つのポイント、でした!
<1分間IT活用法>
マニュアル(トリセツ)は、必要な時に必要な所を必要なだけ把握するためにあるものであって、すべてを知り尽くす必要は、ありません。
ただ、壊さないように使うための最低限の情報(制限(値))を知っておくことと、故障かも?と思った時は、マニュアル(トリセツ)で確認するのではなく、サポートセンターに直接連絡して判断を仰ぐことで、トラブル解決の時間短縮になります。
そのためにも、マニュアル(トリセツ)の保管場所は、的確・正確にしておきましょう!
IT機器に限らず、家電製品や食品に至るまで、その商品を間違わずに正しく取り扱うために必要な情報がある場合は、マニュアル(トリセツ=取扱説明書)が、必ずと言ってよい程、付属(記載)されています。
実際、身の周りにあるモノで、マニュアル(トリセツ)が付いていなかったものを探してみると、見つけられたのは、新聞や雑誌、本といった「読み物」には、マニュアル(トリセツ)が無いものが殆どですね。
それでも一部、CDなどが付属されていたり、著作権に関わる情報が掲載されているものに関しては、利用時の注意書きとして、短いトリセツが書かれているものもあります。
衣類にはなかったかな?と思ったのですが、洗濯の方法について、小さなタグに、やってはいけない方法が、トリセツとしてしっかり記載されています。
ほか、皆さんの周りにも、いろいろとマニュアル(トリセツ)付きのモノは、たくさんあると思います。
こうやって意識してみると、マニュアル(トリセツ)の多さに、改めて驚いてしまいました。
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さて、私は職業柄、やはりIT機器やソフトウェアのマニュアル(トリセツ)に触れる機会が多いのですが、実は、殆ど読みません(^_^;)。
もちろん、全く読まない訳ではありませんが、ものによっては本と同じかそれ以上のページ数があるものを、隅から隅まで読んでも、役に立つことが(経験上)あまりないからです。
そこで、マニュアル(トリセツ)を効率的に使うためにはどうしたらよいか考え、3つのポイントだけを抑えておけば、そのモノを取り扱うために必要な情報は十分得られることができるようになりました。
今回は、その3つのポイントをお伝えして、皆さまにも賢く、効率的にマニュアル(トリセツ)を使っていっていただければと思います!
※マニュアル(トリセツ)は、子どもにも分かる位、優しく丁寧に書いて欲しいですね!
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<ポイントその1:まず目次を見て、どんな機能があるか把握し、必要かつ分からない所だけ読む。>
最初から全ての機能を把握する必要は、ありません。
まずは、使いたい(使わなければならない)機能だけ、理解できていればOKです。
また、読まなくても使い方の分かる機能も、結構あったりします。それを1つ1つ読んでいるのは、時間の無駄になります。
そして、目次に記載されている機能で、気になるものがあったら、ペン等で印を付けておきましょう。
そうすれば、次回、すぐにその機能の使い方について、確認することができます。
<ポイントその2:よく使う機能や基本的な制限(値)は、できるだけ把握しておく。>
制限(値)が記載されている場合、それを守らないで使うと、故障の原因になります。
例えば、室温が●度以上の所には放置しないでくださいと書かれていたのに、真夏の車の中に置き忘れれてしまい、熱で故障してしまった場合などは、保証対象外になってしまう場合があります。
また、「ここまでしか●●しないでください」と書かれているのに、それ以上の値で使っていたら故障した、こういう場合も、保証対象外になるかもしれません。
故障の原因になりそうなものには、制限(値)が明記されている場合が多いので、ポイントその1と併せて、確認しておきましょう。
<ポイントその3:「故障した時」の連絡先をチェックしておく。>
家電製品のマニュアル(トリセツ)には、未だに「電源が入らない → コンセントにプラグがきちんと差しこまれているか、ご確認ください。」という説明が、堂々と掲載されています。
巻末に「故障した時の対処法」として記載されていることが多いですが、この内容は、99%、役立ちません。
それよりも、保証期間内であれば、サポートセンターに連絡し、状況を説明した方が、適切な対応が期待できます。(機器の不良であれば、無償での修理も可能です。)
保証期間外でも、修理が必要か否かの判断を聞くことができますし、修理よりも買い替えた方が早いし安い、といったことも分ったりします。
そのためにも、保証期間が分るように、マニュアル(トリセツ)に保証書を添付しておいたり、連絡先の電話番号に印を付けておくなど、いつでも連絡が取れるようにしておくと、イザというトラブルの時の対応が素早く行えます。
以上が、マニュアル(トリセツ)を効果的に使う方法の3つのポイント、でした!
<1分間IT活用法>
マニュアル(トリセツ)は、必要な時に必要な所を必要なだけ把握するためにあるものであって、すべてを知り尽くす必要は、ありません。
ただ、壊さないように使うための最低限の情報(制限(値))を知っておくことと、故障かも?と思った時は、マニュアル(トリセツ)で確認するのではなく、サポートセンターに直接連絡して判断を仰ぐことで、トラブル解決の時間短縮になります。
そのためにも、マニュアル(トリセツ)の保管場所は、的確・正確にしておきましょう!