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公衆電話+テレホンカード+ノートPC->FAX送信!

公衆電話+テレホンカード+ノートPC->FAX送信!

長谷川 渉

株式会社ナレッジシステムズ代表取締役 企業の成長に必要な「仕組み化」を、IT(ICT)を駆使して実現するシステム実践屋。NLPや心理学の知識を活かしたコンサルティングで「こういうシステムが欲しい」「この業務を自動化したい」というイメージを形にしています。

当ブログ「仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/whasegawa/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


こんにちは、システムコンサルタントの長谷川渉です。

ビジネスシーンでFAXは、依然、俄然、必要不可欠なツールです。

先日、FAXを送信しようとセットしたところ・・・利用しているひかり電話からは送信できない番号だったため、とりあえずコンビニから送信しようと思い、出かけました。

が、コンビニから送信もできない番号に該当するとのことで、一言「送信できません」とのメッセージが表示されてしまいました。

・・・さて、どうしたものかと考えていたところ、今回の方法をふと思い出し、試して見ることにしました。

公衆電話からのFAX送信です。

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用意したものは、以下のものです。

・ノートPC(Windows7、※モデムが内蔵されていることが必須)
・標準アプリ「Windows FAX とスキャン」に、宛先のFAX番号と原稿を予めセット
 ※初期設定等も事前に行なっておく必要あり
・モジュラーケーブル1本
・テレホンカード(奇跡的に1枚持っていました)
※小銭でも良いのですが、どれくらい必要になるか分からないため、残数の多いテレカを使いました

そして・・・公衆電話(但し、データ通信できるグレーのもの)
※グリーンの公衆電は、不可

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小雨の降る中、バッグにモジュラーケーブルを繋ぎ電源を入れっぱなしにしたパソコンを突っ込んで、近所にあるグレーの公衆電話を事前に調べ(ネットで検索できます)、歩いて行くと・・・そこには「修理中」の張り紙が・・・。

雨だったので電話ボックスになっている所に行ったのに、ついてないなぁと思いながら、念のため調べておいたもう1つの場所に移動。

そこは電話ボックスではありませんでしたが、傘がなくても雨には濡れずに済む場所でしたので、ほっとしながらノートPCを取り出し、公衆電話の上にそっと置いて、ログインします。

・・・もちろん、周りには傘をさして歩いている人がいます。
何となく、変な視線を感じながらも、続けてモジュラーケーブルを公衆電話に接続し、テレホンカードを挿入。

画面上には、用意しておいた「Windows FAX とスキャン」の画面が表示されています。

そして・・・用意しておいた原稿を確認し、「送信」ボタンをクリック。

おお!公衆電話に相手のFAX番号が表示され、通信され、、、無事終了。

念のため相手に確認すると「届いてますよ。」とのお返事が。

めったにあることじゃありませんが、こういう方法も覚えておくと役立つなと思いながら、最初の電話ボックスが無事修理されれば良いなと考えつつ、帰宅しました。

no24.jpgこの色の電話です(画像はイメージです)

<1分間IT活用法>

日常的に使っている機器が、トラブルなどで突然使えなくなってしまった際の代替案を用意しておくことは、とても重要です。

直ぐに使える予備のパソコン、印刷などはコンビニのコピー機を使う等々、予め次の手が分かっていれば、イザという時も、落ち着いて対応できるものです。

備えあれば憂いなし、です。