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その画面の情報、見られているかも!?
»2013年1月21日
仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法
その画面の情報、見られているかも!?
株式会社ナレッジシステムズ代表取締役 企業の成長に必要な「仕組み化」を、IT(ICT)を駆使して実現するシステム実践屋。NLPや心理学の知識を活かしたコンサルティングで「こういうシステムが欲しい」「この業務を自動化したい」というイメージを形にしています。
当ブログ「仕事と人間関係がやさしくなる、1分間IT活用法」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/whasegawa/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
こんにちは、システムコンサルタントの長谷川渉です。
パソコン/携帯/スマホ/タブレット等々、私たちが普段使っているIT機器の画面には、公私に関わらず、いろいろな情報が表示されています。
業務の資料やメール、顧客情報など社外秘として扱うような内容の情報から、社員のスケジュールや個人情報、プライベートな画像や映像など、「見られては困る」「見られたくない」情報は、数多くあります。
ですが、電車の中やカフェなどで打ち合わせの際に使っているIT機器の画面上に表示されている情報は、自分や必要な人だけが見ているとは、言い切れないのではないでしょうか?
故意じゃなくても、偶然、目に入ってしまうとうこともあり得ますし、中には、わざと見ている人も、居るかも知れません・・・。
今度、電車の中で周りを見てみてください。
携帯やスマホの画面、見ようと思えば、見えてしまうような状態の人、居ませんか?
(居ても、ぜったいに、画面は覗かないでくださいね!)
先日、電車で移動中、後ろから小さな声で「すげー」「なんであんなに速く・・・」という声が聞こえてきました。
なんだろうと不思議に思ったのですが、隣に立っていた人がものすごい速さで、スマホで(おそらく)メール等を入力していたのです。
私からは何も見えなかった(横からは見えない保護フィルムが貼ってあったのだと思います)のですが、ひょっとしたら後ろの人には、内容も見えていたのでしょうか。
このように、保護フィルムをきちんと購入して貼り、他者に見られてしまうことを意識していても、100%見られないようにすることは、難しいことだと感じます。
では、どうしたらIT機器の画面に表示される情報を、安全に守ることができるのでしょうか?
先ほどの保護フィルムを貼ることは、有効な方法の1つです。
これにより、画面の情報が「見えにくくなる」からです。
ですが電車の中などで、もし、背の低い人の後ろに、背の高い人が居たら、覗き見できてしまいます。
パソコンの場合でも、やはりディスプレイを正面から見られる場所からは、見ようと思えば見えてしまいます。
よって保護フィルムでは、完全に他者の視線を防ぐことは、できません。
あくまでも、見えにくくする方法としては役立ちますが、完璧ではない点を意識しておきましょう。
(身も蓋もない結論で恐縮ですが・・・)結局、見られたくない情報は、第三者が見られない場所で見る以外に、安全に守ることはできないのではと、考えてしまいます。
余談ですが・・・もし、暗号化されている情報であれば、第三者が見ても理解できない可能性は高いと思いましたが、自分自身が見る時、不便ですよね・・・。
将来的に、専用のメガネ等がなければ見えない画面が開発されれば・・・(既にあったらごめんなさい)、どこで何を見ていても、誰にも見られる心配は無くなるかも知れませんね。
<1分間IT活用法>
情報を保護するために一番重要なことは、IT機器を使う人が、その情報を守るという意識を強く持つことだと、私は考えています。
いくら保護機能が強化されても、何処かに忘れてしまったり、誰でも見られる状態にしていたら、まったく意味がありません。
セキュリティとは、導入すること自体より、導入後、確実に運用することのほうが大事なのです。
見られて困るようなものを、見られやすい場所で見るのは、できる限りやめましょう!
パソコン/携帯/スマホ/タブレット等々、私たちが普段使っているIT機器の画面には、公私に関わらず、いろいろな情報が表示されています。
業務の資料やメール、顧客情報など社外秘として扱うような内容の情報から、社員のスケジュールや個人情報、プライベートな画像や映像など、「見られては困る」「見られたくない」情報は、数多くあります。
ですが、電車の中やカフェなどで打ち合わせの際に使っているIT機器の画面上に表示されている情報は、自分や必要な人だけが見ているとは、言い切れないのではないでしょうか?
故意じゃなくても、偶然、目に入ってしまうとうこともあり得ますし、中には、わざと見ている人も、居るかも知れません・・・。
今度、電車の中で周りを見てみてください。
携帯やスマホの画面、見ようと思えば、見えてしまうような状態の人、居ませんか?
(居ても、ぜったいに、画面は覗かないでくださいね!)
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先日、電車で移動中、後ろから小さな声で「すげー」「なんであんなに速く・・・」という声が聞こえてきました。
なんだろうと不思議に思ったのですが、隣に立っていた人がものすごい速さで、スマホで(おそらく)メール等を入力していたのです。
私からは何も見えなかった(横からは見えない保護フィルムが貼ってあったのだと思います)のですが、ひょっとしたら後ろの人には、内容も見えていたのでしょうか。
このように、保護フィルムをきちんと購入して貼り、他者に見られてしまうことを意識していても、100%見られないようにすることは、難しいことだと感じます。
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では、どうしたらIT機器の画面に表示される情報を、安全に守ることができるのでしょうか?
先ほどの保護フィルムを貼ることは、有効な方法の1つです。
これにより、画面の情報が「見えにくくなる」からです。
ですが電車の中などで、もし、背の低い人の後ろに、背の高い人が居たら、覗き見できてしまいます。
パソコンの場合でも、やはりディスプレイを正面から見られる場所からは、見ようと思えば見えてしまいます。
よって保護フィルムでは、完全に他者の視線を防ぐことは、できません。
あくまでも、見えにくくする方法としては役立ちますが、完璧ではない点を意識しておきましょう。
(身も蓋もない結論で恐縮ですが・・・)結局、見られたくない情報は、第三者が見られない場所で見る以外に、安全に守ることはできないのではと、考えてしまいます。
余談ですが・・・もし、暗号化されている情報であれば、第三者が見ても理解できない可能性は高いと思いましたが、自分自身が見る時、不便ですよね・・・。
将来的に、専用のメガネ等がなければ見えない画面が開発されれば・・・(既にあったらごめんなさい)、どこで何を見ていても、誰にも見られる心配は無くなるかも知れませんね。
横からは殆ど見えませんが、角度によっては見えることも・・・
<1分間IT活用法>
情報を保護するために一番重要なことは、IT機器を使う人が、その情報を守るという意識を強く持つことだと、私は考えています。
いくら保護機能が強化されても、何処かに忘れてしまったり、誰でも見られる状態にしていたら、まったく意味がありません。
セキュリティとは、導入すること自体より、導入後、確実に運用することのほうが大事なのです。
見られて困るようなものを、見られやすい場所で見るのは、できる限りやめましょう!