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これからの日本の生き方――一見して不合理・非効率がヒント
»2013年6月10日
誰も書かなかった、広報女子部ログ
これからの日本の生き方――一見して不合理・非効率がヒント
「広報女子部」発起人。美容室広報担当。中小企業の中での広報活動に限界を感じ、広報の集まりである「広報女子部」を設立。月1回の勉強会を通じて、他社の広報との情報交換をしている。
当ブログ「誰も書かなかった、広報女子部ログ」は、2015年4月6日から新しいURL「http://blogs.itmedia.co.jp/703mix/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。
来週に次の広報連絡会が近づいて参りました。
今度は、わたしが誠ブログスタート前に書きためたカードをご披露させて頂きます。
披露する意義は、前回お伝えしたように、それが他の人の悩みや考えていることとも被り、全体の議論を活性化させるものになるのではないかと思うからです。
2ヶ月前に書いたカードのため、既に何を書いてあるのか「?」なカードもあるのですが、このカードからわたしが書きたいテーマをご紹介させて頂きたいと思います。
■"業種"を超えるからこそ、学びも多い
広報女子会の時代から、広報として集まるわたしたちの業種はまちまちです。IT系もいれば、携帯アプリ、Webコンサル、化粧品、飲食、メーカー、等々。
その上に、会社規模が加わります。上場・非上場が違えば、IRはどうやっているのか、ということも変わってきます。広報だって、1社に3人いるところもありますが、1社に1人だけど、兼務なので実質0.3人です、ということもあり、人数感も変わってきます。
自分の仕事に携わっているだけであれば、決して触れ合わないであろう他業種の人と接し、顔の見える距離で話ができるからこそ、『意外な共通点』や『自分が知らない他業種のこと』を学び取れるチャンスです。
正直、非効率だと思うこともあります。主催者として、どのように守備範囲が違う人達に共通のテーマを持たせてまとめていくかは、まだまだスキルが足りないと感じています。しかしながら、これを上手くコントロールできるようになれば、とても意義があることができると感じています。
なぜならば、今の日本に必要なのは、一見なんの接点もないようなものを融合させて新しいものを作っていくことのような気がします。島国のわたしたちにとって、身近な人達とだけ触れ合っていれば生きていけるような世界にいるわたしたちは敢えて冒険をする必要はありません。今の成長を守っていくことが大切だったりします。
しかし、『冒険』なくして、ブレークスルーはありません。
昔ドラッカー先生が表紙だった日経ビジネスか何かで、ソニーが革新的でなくなったのも、マーケティングデータに頼り始めたからだと書いてあったと記憶しています。現物が手元にないので、その表現が正しいかわかりませんが、妙に納得した記憶があります。マーケティングは安定したものをしばらく安定し続けるためのものかもしれませんが、今の時代がそれで通用するかというと謎です。時代はもっとスピードが上がっているので、マーケティングして数字を集計している間に、"今"のトレンドは変わってしまっているのではないでしょうか。
マーケティングという数値で見る部分は非常に大切です。しかし、"アンケート"や"顧客の反応以外の『時代の変化』を感じ取るためには、もっと広い世界に出なくてはダメです。自社の会社の余波は、思わぬ業種の『人』が握っているかもしれないのです。
ニュースから見えないこの国の変化を他社の広報さんから見ることもできると思います。しかも直接接することができれば、その知識はニュースよりも"生々しく"得ることができるでしょう。
一見して不合理で、効率的ではないやり方。
しかし、ココにヒントがあるような気がしています。
"いつも"のビジネスの現場に驚くようなヒントはなく、"他業種"や"絶対会うことはない人"からこそ自社のビジネスに融合できそうなヒントや広報のヒントはあると思います。
「今より一歩先」ではなく、「もう少し先」が見たい方、是非一緒にディスカッションできればと思っております。一度では無理かも、と思っていますが、一人よりも三人。三人よりも五人です。
少しずつでも日本の未来を変えて行きましょう。変えて行きたい広報さんは以下のイベントにてお会いしましょう。お待ちしております♪
◆ 6月の広報連絡会主催イベント ◆
6月18日【広報連絡会 定例会】@市ヶ谷
6月27日【『"語感"ネーミング講座』セミナー+ワークショップ】@西新宿
今度は、わたしが誠ブログスタート前に書きためたカードをご披露させて頂きます。
披露する意義は、前回お伝えしたように、それが他の人の悩みや考えていることとも被り、全体の議論を活性化させるものになるのではないかと思うからです。
2ヶ月前に書いたカードのため、既に何を書いてあるのか「?」なカードもあるのですが、このカードからわたしが書きたいテーマをご紹介させて頂きたいと思います。
■"業種"を超えるからこそ、学びも多い
広報女子会の時代から、広報として集まるわたしたちの業種はまちまちです。IT系もいれば、携帯アプリ、Webコンサル、化粧品、飲食、メーカー、等々。
その上に、会社規模が加わります。上場・非上場が違えば、IRはどうやっているのか、ということも変わってきます。広報だって、1社に3人いるところもありますが、1社に1人だけど、兼務なので実質0.3人です、ということもあり、人数感も変わってきます。
自分の仕事に携わっているだけであれば、決して触れ合わないであろう他業種の人と接し、顔の見える距離で話ができるからこそ、『意外な共通点』や『自分が知らない他業種のこと』を学び取れるチャンスです。
正直、非効率だと思うこともあります。主催者として、どのように守備範囲が違う人達に共通のテーマを持たせてまとめていくかは、まだまだスキルが足りないと感じています。しかしながら、これを上手くコントロールできるようになれば、とても意義があることができると感じています。
なぜならば、今の日本に必要なのは、一見なんの接点もないようなものを融合させて新しいものを作っていくことのような気がします。島国のわたしたちにとって、身近な人達とだけ触れ合っていれば生きていけるような世界にいるわたしたちは敢えて冒険をする必要はありません。今の成長を守っていくことが大切だったりします。
しかし、『冒険』なくして、ブレークスルーはありません。
昔ドラッカー先生が表紙だった日経ビジネスか何かで、ソニーが革新的でなくなったのも、マーケティングデータに頼り始めたからだと書いてあったと記憶しています。現物が手元にないので、その表現が正しいかわかりませんが、妙に納得した記憶があります。マーケティングは安定したものをしばらく安定し続けるためのものかもしれませんが、今の時代がそれで通用するかというと謎です。時代はもっとスピードが上がっているので、マーケティングして数字を集計している間に、"今"のトレンドは変わってしまっているのではないでしょうか。
マーケティングという数値で見る部分は非常に大切です。しかし、"アンケート"や"顧客の反応以外の『時代の変化』を感じ取るためには、もっと広い世界に出なくてはダメです。自社の会社の余波は、思わぬ業種の『人』が握っているかもしれないのです。
ニュースから見えないこの国の変化を他社の広報さんから見ることもできると思います。しかも直接接することができれば、その知識はニュースよりも"生々しく"得ることができるでしょう。
一見して不合理で、効率的ではないやり方。
しかし、ココにヒントがあるような気がしています。
"いつも"のビジネスの現場に驚くようなヒントはなく、"他業種"や"絶対会うことはない人"からこそ自社のビジネスに融合できそうなヒントや広報のヒントはあると思います。
「今より一歩先」ではなく、「もう少し先」が見たい方、是非一緒にディスカッションできればと思っております。一度では無理かも、と思っていますが、一人よりも三人。三人よりも五人です。
少しずつでも日本の未来を変えて行きましょう。変えて行きたい広報さんは以下のイベントにてお会いしましょう。お待ちしております♪
◆ 6月の広報連絡会主催イベント ◆
6月18日【広報連絡会 定例会】@市ヶ谷
6月27日【『"語感"ネーミング講座』セミナー+ワークショップ】@西新宿