誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。

プリウスの『アトキンソンサイクルエンジン』ってなによ?

プリウスの『アトキンソンサイクルエンジン』ってなによ?

popo柿澤

免許を取る前から車が大好き!休日に車に乗らない日はない。運転好きで、お酒もほとんど飲まないので旅行に行くと重宝されます。普段はアイティメディアでフィジカルイベントの制作・運営をしてます。


まだまだ2本目の投稿のpopo柿澤です。

いろいろ試乗はしているのですが、面白そうなことがかけず・・・2本目のネタを悩んでいましたが、プリウスの気になったことについて書いてみようと思います。


完全に私事ながら、12月に車を買い換えまして、結局現在はアウディA4に乗って居るのですが、そのとき候補に上がったのが「プリウス」でした。

燃費をとるか?運転の楽しさをとるか?

非常に悩みましたが、結局運転の楽しさという誘惑には勝てませんでした(笑


■アトキンソンサイクルエンジンってなによ?
当然車を買うときに、試乗をしないで購入する訳がない私。もちろんプリウスも試乗しました。なかなか良くできた車でした。でも、それ以上に気になったのがカタログに記載がある・・・


「アトキンソンサイクルエンジン」


車好きな人なら気づいた人も多いと思いますが、はっきり言って聞き慣れない。
しかし、カタログ上にはこのアトキンソンサイクルエンジンと言う文字をチラホラ目にする。
当然「なんじゃこりゃ?」となったわけです。

そして、早速調べるためにWikipediaのお世話になることに。
でも、実際にこちらの説明を読んでみると・・・ → アトキンソンサイクル - Wikipedia

なにやら難しいことがたくさん書かれていて、よくわからない。と、なる人も多いはず。
と言うわけで、一言で解説しちゃうと

「燃費の良いエンジン」

です。


■力不足なアトキンソンサイクルエンジン
では、なぜ普通の車はアトキンソンサイクルエンジンにならないのか?

それは・・・
「エンジンパワー(馬力)がでないから」

実際に比較して見ると、プリウスのエンジン(1.8L)単体のエンジン出力は
最高出力:73kW(99ps) 最大トルク:142N・m(14.5kg)

同じ排気量1.8Lのエンジンを搭載する、トヨタ「アリオン1.8」は
最高出力:106kW(144ps) 最大トルク:176N・m(17.9kg)
圧倒的に、アリオンの方がパワフルです。

1.8Lのエンジンを搭載していながら、実際は1.3Lのヴィッツくらいの出力しかないのです。

そこでふとした疑問がわく
「それじゃ、排気量を大きくすればいいじゃん。それでも燃費良いんでしょ?」

しかし、排気量を大きくすると大きな問題が出てくる。それは・・・
ボディーサイズと重量

ボディーサイズを大きくして、大きなエンジンを搭載すると、当然重量も重くなる。燃費にとっては重量は天敵です。

そうそう、車にたくさんの荷物を載せたまま走っている人をよく見かけますが、荷物おろすだけで、燃費が1~2キロ/L向上する場合がありますので、余計な荷物は下ろしましょう!

と言うわけで、エンジンとモーターがお互いの弱点を補うハイブリッドだからこそ搭載できたアトキンソンサイクルエンジンなのです。

■試乗でびっくり!電車ですか?
タクシーへの採用も急速に増えているため、すでに乗ったことある人も多いと思いますが、私の第一印象は
「わ!車じゃない!!電車に乗って居るみたい・・・」

まず、エンジンをかけると言う行為が無い。
スイッチオンでスタンバイOK。
走り出しは、ウィーーーーンと、モーター音だけ。
そのままアクセルをグッと踏み込むと、いつ回り出したかわからないくらい静かにエンジンが回り出す。本当にびっくりするくらいスムーズだ。

サスペンションについては「堅すぎる」と、昔からのトヨタのお客様からは不満の声も上がっているようですが、ホンダのインサイトなどに比べると、断然柔らかい。
正直、高速道路などでは安定性に欠ける。

内装は、多少プラスチック感が目立つが、車の価格を考えると許容範囲。と言うか、すばらしい!
たくさんの車評論家の方々が「お買い得な車だ」という意見に納得できる。

■回生ブレーキ
ちょっと気になるのは、ブレーキ。いつもの感覚でブレーキを踏むとガツンと効く。
ブレーキの効き方は、本当に違和感がある。それは、回生ブレーキを採用しているからだ。
回生ブレーキは、普段動力用に使用しているモーターを発電機として利用し、前に進もうとする運動エネルギーを、電気エネルギーとして回収しながらブレーキをかけると言う物。電車も回生ブレーキを採用しており、駅に止まる前に「ウーーーーーン(トーンダウン)」と音がするのが回生ブレーキ。
プリウスや他のハイブリッドカーもこの回生ブレーキが採用されており、特に低速になったときにギクシャクする。でも、これは慣れの問題で解消すると思われる。

■これだけは許せない
ただ、一つどうしても許せないこと。それは・・・
・ハンドルが軽すぎる

軽いハンドルになれてしまった人も多いが、あそこまでパワーステアリングの恩恵を受けてしまうと、路面状況が全く手に伝わってこない。
高速道路でのレーンチェンジも、慎重に行わなければハンドルを切りすぎてしまうくらいだ。直進安定性にも影響がでる。
電動パワステなのだから、簡単に制御できるはずなので、車速にあわせて重さが変わるくらいの制御は行っても良かったのでは?っと思ってしまう。

ここまで読んでいただいておわかりの通り、良くも悪くもクセのある車であることは確かです。そのクセが自分にとって「新しい感覚で面白い」と思うか、「これは我慢できない」と思うか?それは、実際に運転してみないとわからないと思うので、ぜひ試乗をおすすめしたい。車は乗らなきゃわからない事だらけなのだから。


---popo柿澤の独り言---
なんか今回は、試乗記と言うより「メカニズムの説明」みたいになっちゃいました。まだ、始めてから2本目のブログなのに、路線がずれててすみません。でも、とうとうカローラの販売記録を塗り替えたプリウスについて、少しは理解が深まったでしょうか?