誠ブログは2015年4月6日に「オルタナティブ・ブログ」になりました。
各ブロガーの新規エントリーは「オルタナティブ・ブログ」でご覧ください。

プリウスPHVで1000キロ走ってみた

プリウスPHVで1000キロ走ってみた

popo柿澤

免許を取る前から車が大好き!休日に車に乗らない日はない。運転好きで、お酒もほとんど飲まないので旅行に行くと重宝されます。普段はアイティメディアでフィジカルイベントの制作・運営をしてます。


ひょんなことから発売されて間もないプリウスPHVを数日間借りられることになった。しかも、ありがたいことに休みである土日をまたいで貸してくれるという。こんな機会は滅多にないので、喜んで借りることにしました。と言っても、我が家の駐車場は1台分。悩んでいると、地元の友人が空いている駐車場を貸してくれると言う。持つべきもは友達ですな!。という訳で、プリウスPHVと過ごした4日間について書いてみます。特に後半のプリウスをディーラーに持ち込んだ時は楽しかったのでお見逃しなく!IMG_1516.jpgのサムネール画像

■車の引き取りから笑わせてくれた
寒い雨の降る中、プリウスPHVを引き取るべく都内のとある場所へ向かい先方の担当者と合流。「通常のプリウスについては知っているので、差がある部分だけ説明をお願いします!」と言うと、EVとHVモードの切り替えスイッチとかインフォメーションディスプレイに表示される内容の違い、充電ケーブルの取り扱いや充電方法など、一通りの説明を実に丁寧にしてくれた。最後に、ボディのキズチェックをしながら...

担当 「この車、届いたばかりで、貸し出しが御社で2社目なんです」

私  「へー、なんか嬉しいなー」

担当 「実は、フロアーマットとかもやっと届いたんですよ。」

私  「うわ!ほんとに新車状態でねー」

担当 「ええ、全然走ってないので、思う存分走って楽しんでください!」

(と言いつつ、ODOメーターを確認する担当)

担当 「あ...この車1000キロも走ってるよ...」

私  「(笑)」

担当 「あと、自宅で充電しますか?」

私  「あ、はい。100Vですが、屋外用のコンセントが駐車場の近くにあるので」

担当 「じゃあ、ブレーカーに注意してくださいね。落ちるかもしれないので(苦笑)」

充電するとブレーカー落ちるかも?とか、車売るときには言いたくないセリフですよね。担当者の反応に思わず笑いが出てしまった。

私  「家、オール電化なんですよ。ブレーカーの心配はないです!」

担当 「(ホッとした顔で)なら大丈夫ですね!いつでもプリウスPHV買える環境じゃないですか!」

私  「ですねー(笑)」

そして、「前にこの車を借りた会社は1000キロ走ったのかー」と、くだらない闘争心に火がついた。その後、自宅まで約40キロの小旅行。マイナーチェンジ後のプリウスを堪能する事ができた。


■乗った感じはマイナーチェンジ後のプリウスと変わらない
EVモードを使用せずに乗れば普通のマイナーチェンジ後のプリウスとなんら変わらない。マイナー前より剛性がUPし、足回りのばたつき感がほとんどなくなっていた。特に車両後方の剛性が強化されたように感じた。それでも、まだまだボディーはゆるゆるな感じ。もうひと踏ん張りしてほしかった。

内装は質感がUPしたと評判が高いが、使われている色合いが変化し見た目の高級感は上がっているが、触ると相変わらず。評判ほど良くなっている印象は受けなかったが、そもそもプリウスの内装に不満のなかった私にとっては「見た目も良くなって一般受けしそうだなー」と言う程度の印象。全体的に目新しさを感じられなかった。しかし、EVモードを使用した瞬間に「ニヤッ」と顔がほころんだ。


■EVモードがこんなに使えるなんて...
普通のプリウスのEVモードははっきりいっておまけのEVモードでした。ちょっとアクセルを踏み込めばすぐに解除されエンジンがかかってしまい、EVモードだけで流れに乗るなんて不可能だし、航続距離も数キロ程度。このEVモードが使えるのは、彼女を実家にこっそり送っていく時ぐらいだろう。そのEVモードの先入観が強く、プリウスPHVのEVモードにもまったく期待していなかった。なぜなら、PHVになったからと言ってモーターが強化されたわけではないからです。普通のプリウスより若干EV状態が長く続く程度で、停止状態からの加速時にはどうせエンジンがかかるのだろうと勝手に思い込んでいました。しかし、プリウスPHVは見事に裏切ってくれた。アクセルを踏み込んでもエンジンはかからずグングン加速する。日産のリーフほどではないが、周りの状況に合わせて走るには十分すぎる加速をして見せてくれた。リーフのアクセルは若干過敏に感じた私も、プリウスPHVのアクセルはちょうどよく扱いやすく感じた。満充電状態で航続距離は20キロ程度だが、お買い物や駅までの送り迎えのチョイ乗りはEVモードで。それを超える距離はHVモードで1タンク700キロ以上の航続距離を実現する。今のインフラ環境では、電気自動車より圧倒的に現実的だと思う。


■充電が増えないよー
そして迎えた土曜日。おっしゃー!1000キロ以上走ってやろうじゃないか!!と、余計な闘争心に火のついている私は、地元の車好きな友達を誘い、嫁さんも含めて4人で静岡方面へ向かった。とりあえず、出来たてホヤホヤの東京ゲートブリッジを渡ろう!ということで東京ゲートブリッジを経由して東名へ向かうことに。東名高速に乗りしばらく走って気づいた。それは「充電が増えない」。高速道路では、エンジンがかかっている時間も長いためドンドン充電され、しばらくすればEVモードで走れるだろうと思い込んでいたが充電は回復しなかった。裏を返せば、プリウスのHVモードはうまく充電容量が管理されており、モーターのアシストを最大限利用し、燃費の向上が図られているということだろう。IMG_3010.jpg
■充電ケーブルの盗難対策にはもうすこし気を使ってほしい
とりあえず静岡を目的地に決めた私たちは、浜松西I.Cから北上すること約30分に位置する竜ヶ岩洞と言う鍾乳洞を見学しました。その後、浜松餃子を食べる為に浜松駅周辺に移動しました。そして、駐車場を探し何気なく入ろうとすると、なんとその駐車場は電気自動車の充電に対応した駐車場だった。1Fには急速充電の専用スペースが2台。それ以外の場所にも2~3台に1つの割合で200Vのコンセントが用意されている。前回のリーフの旅ではあんなに苦労した充電スポットが嘘のようだった。
IMG_3245.jpg当然「試しに充電しておくか!」と言う話になり、おもむろに充電ケーブルを取り出した。そして、ケーブルを接続するとあっさりと充電を開始した。実に簡単である。しかし、問題はそのあと起った。

友達 「それじゃ、餃子食いに行くか!」

私  「ところで、このケーブル高そうじゃない?」

友達 「確かに高そうだねー」

私  「これ、車の鍵かけても当然抜けるよね?」

友達 「試してみれば?」

(車の鍵を閉め、充電ケーブルを抜いてみる。そして、あっさり外れる)

私  「やっぱはずれるよねー。これ盗まれたら弁償だよな...当然...」

友達 「だろうねー」

私  「やっぱり、そのまま充電していくのはやめよう」

と言う訳で、充電したまま餃子を食べに行くのをあきらめ、ケーブルを外して車の中へと戻した。

後で調べてみると、ケーブルの盗難防止は小さな南京錠で鍵をするらしい。これはCHAdeMOと言う充電規格(日産リーフや三菱i-MiEVもこの方式を採用)の仕様で、ケーブルの取り外しボタンに小さい穴が空いており、ここに市販の南京錠をかけると取り外しボタンが押せなくなり外せなくなるというもの。なんと原始的な対策方法なのだろう...。なぜ、車から直接ケーブルが延びていて取り外しが簡単には出来ないようにするとか、車のロックと連動してケーブルにもロックがかかる仕様にしなかったのだろう?今はまだ普及も少なく、いたずら目的以外で盗まれることはないと思うが、普及してきたら当然「盗難」と言う心配をしなければならないだろう。その対策が南京錠と言うのはお粗末。最初からもう少し気を使ってほしいところです。
IMG_3236.jpg■気になる長距離の燃費は?
餃子を食べたあと、家路に向かうがそのまま帰っては当然1000キロは超えない。一般道の燃費も気になったので、帰りは静岡県内をグルグル回りながら一般道で帰ることに。しかし、伊豆半島を一周したところで空が明るくなり始めた。さすがに限界を感じつつ、高速を使うことにした。で、気になる燃費は、高速道路での燃費が22.8キロ。一般道の燃費が23.5キロだった。(4名乗車時の燃費です)
この車にECOモードなんていらないでしょ!車は気持ちよく走れてこそ!!と言いつつ道中はずっとパワーモードを使用していた。にもかかわらずこの燃費でした。とは言え、長距離走ればPHVの燃費メリットは薄れます。長距離走れば普通のHVと変わらないわけですから当たり前ですが...

しかし、マイナーチェンジ後のプリウスは、エンジンのフリクションロスを軽減し燃費の改善が施されていると言う。カタログスペック上は変化していないが、実測値は変化しているということ。これは、翌日検証してみよう!ということになった。


■プリウスPHVは売れてるの?
プリウスPHVが発表になってすぐのころ、筆者はディーラーの営業さんにとある質問をしていた。

私  「プリウスPHVって売れてる?プリウスは発表後すぐにすごい注文が入ったみたいだけど」

営業  「うーん(苦笑)」

私  「やっぱりね。高い割にはあまりメリットが感じられないよねー」

営業 「そうなんですよ。それ以外にも売れない理由がありまして...」

私  「なに?」

営業 「まず、マンションの立駐はNG。充電できなきゃただのプリウスですから、マンションの立駐は充電設備なんてありませんからね」

私  「あー確かに...」

営業 「一戸建てでも、充電用にコンセントを付ける工事をしなければならないので...それが15万円~30万円位かかるんですよ」

私  「あちゃー。車以外にもお金かかるのね。トータルで見るとすごい価格差だなー」

営業 「そうなんですよ。正直勧める気もなくなります」

こんな話を聞いていた。その時は「確かに売れないよな」と納得していたが、実際に乗った今は「これは売れる可能性がある!」と思いが変わっていた。


■次の日、自宅で充電してみる
筆者の自宅は、建て替える際に「洗車用の高圧洗浄機が使いたい」と言う思いで、駐車場の近くに100Vの屋外用電源を付けておいたのがこんなところで役に立つとは思いもしなかった。下にも写真を掲載したように、よく見る屋外用のアース付き100Vコンセントですが、問題なく電源ケーブルを差し込むことができた。しかし、ケーブル側の差し込み部分がかなり大きいため、2口あるコンセントの1口しか使えなくなった。充電時間は100Vだと約3時間。夜中に充電するなら100Vでも十分問題ない充電時間。同じタイプのコンセントが駐車場近くにある方なら、ブレーカー容量だけ注意すれば追加工事は必要なさそうだ。
IMG_1530.jpg車の受け渡しの際に「ブレーカーが落ちるかも?」と言われたことを思い出し、実際に充電してどのくらいの電力容量が必要になるか確認してみることにしました。IMG_1520.jpgのサムネール画像写真左下の「消費」が0.40kwとなっている。この状態が充電する前の使用電力。昼間と言うこともあり、ほとんど電気を使っていない状態です。この状態から、実際に充電を開始してみた。IMG_1529.jpgのサムネール画像同じく写真左下の「消費」を見てみると1.42kwとなっている。差異は約1kw程。状況にもよると思いますが、充電には1kw程度の電力が必要になるようです。ドライヤーを使っているくらいの感覚ですね。ちなみに、写真の画面は我が家にはソーラー発電があるので、その使用状況モニターです。太陽光だけで充電がまかなえている様子も分かります。まさにゼロエミッションだ(メーカー違うか!笑)

ちなみに、充電中にプリウスPHV側のモニターを確認すると、残りの充電時間は表示されているが、何ボルトで充電されているかは表示されない。充電時間で見分けるしかないようです。まぁ、自分でコンセントに差し込むわけですから確認できる必要はありませんが、なんだかさみしい気もする...


■ディーラーにプリウスPHVを持ち込んだ
乗る前と乗った後で、筆者の感想が変わったのだから、ディーラーの営業さんも実際に触れたら変わるかも知れない!と、思いディーラーに持ち込んでみた。ディーラーに着くと、すぐにサービスの方が駆け寄ってきたので、○○さんいますか?と伝え、車で待つことにしました。営業さんが店から出てきたが不思議そうな顔をしている。しかし、私に気が付き駆け寄ってきた。そして、いつもなら「こんにちは!」と、声をかけてくる営業さんですが、開口一番

営業 「プリウスPHVじゃないですか!!」

私  「うんうん。珍しいから見せにきました」

営業 「すげー すげー。あ!そうだ!!充電してみてもいいですか?

私  「え?充電施設あるの??」

筆者はここですごく驚いた。なぜなら、G-BOOKナビを利用して近くの充電スポットを探した時「近くに充電スポットはありません」と、軽くあしらわれていたので、まったく期待していなかったからだ。

営業 「そうなんですよ。店の裏側だけなのですが、設置されたばかりで充電したことがないんですよ!」

私  「あれ?G-BOOKナビで検索したら出てこなかったからな無いのかと思ってたよ」

営業 「あー... 店の表にも付ける予定なので、それが設置されたら登録されると思いますよ」

私  「そうなんだ。もちろん充電してもいいよ!というか、見せてー」

営業 「いいですよ」

と言いつつ裏に移動。店の裏には窓ガラスがあり、店内のスタッフルームから見えるようになっていた。当然、色々な人から充電しようとしているところがみえるわけで... 次から次へと他の営業さんが出てくる出てくる(笑)IMG_1537.jpg営業 「初めての充電だから珍しいんですよ!うちの店で2台売れたけど、まだ納車前ですし」

私  「あーマジで初充電なんですね」

営業 「で?どうやるんだ??」

私  「差し込むだけですよ」と、逆指導(笑)

営業 「あ!ほんとだ充電されてる。車の中ではどんな表示になるんだ?」と、覗き込む。

私  「あそこに表示されてるよ。ほら」

営業 「おー カタログの写真と一緒だ」

私  「そりゃそうでしょ!違ったら困るし」

営業 「ですよねー...。そう言えば、私この車乗ったことないんですよ」

私  「乗っていいですよ。そのつもりで来たし」

営業 「マジッすか?」



■逆試乗
と言う訳で、営業さんと逆試乗に出かけることに。まずはHVモードで店を出発しました。HVモードなら普通のプリウスと変わらないわけですから、営業さんの反応も当然イマイチピンとこない感じ。そのあと、赤信号で停止した時にEVモードへ変更。そして走り出すと営業さんの顔色が変わる。「すげー。EVモードすごいじゃないですか!」。やはり筆者と同じ反応を示した。


■営業さんの反応は?
お店に戻りプリウスPHVについての雑談タイム。営業さんは、「プリウスPHVの方が、初めてHV車に乗る人のイメージに近い」と言う。理由を聞くと、初めてHV車に乗る人はエンジンがほとんどかからずに、急加速や充電がなくなった時だけエンジンがかかると想像している人が多いらしい。普通のプリウスはONにした瞬間こそエンジンもかからず「おー」っとなるが、走り出すとすぐにエンジンがかかり「あれ?想像と違う」と言う風になるようです。

しかし、「このPHVはプリウスオーナーに勧めた方が違いがわかりやすくて売れるかも?」という営業さん。確かに、現状プリウスに乗っている人ほどプリウスPHVの良さを体感するかもしれない。初めてHV車を検討する人にPHVを進めても、メリットがわかりにくい上に価格差が大きすぎる。でも、営業さんも「乗ったら売れる気がしてきました!」と、全然印象が変わったようです。トヨタさん!もっと現場の営業さんに車を乗れる機会を与えてあげてくださいね!


■マイナー前のプリウスと燃費比較
そろそろ車を帰す時間が近づいてきた。そこで、燃費比較をするためにマイナー前のプリウスに乗る友達を誘い、車の引き渡し場所まで一緒に走ってもらうことにした。出来るだけ条件を近づけるため、終始パワーモード・ACはONの状態で後ろをついてきてもらうことになった。引き渡し場所までの走行距離は約30キロ。ほぼ一般道と高速道路が半々の道のり。

目的地に到着したところで、ハザードを出しすぐにお互いで燃費計の数値をチェックした。するとプリウスPHVの燃費は26.3キロ。マイナーチェンジ前のプリウスは23.8キロと結構大きな差になった。当然、まったく同じ走行状況ではないので、一概に大幅に燃費が向上したとは言いにくいが、燃費が向上したのは間違いないようだ。


こんな感じで、プリウスPHVとの楽しい日々が終わりを迎えた。発売したばかりということもあり、とにかく珍しかったプリウスPHVですが、見た目で大きな差が無いため、周りの人からは全然気づかれる様子は無かった。日産リーフに乗った時は、とにかく「あ!リーフだ」みたいな感じで、こちらをジロジロ見られて若干恥ずかしかったが、気づかれないのは気づかれないで淋しい気もした。

実際にEVとPHVと言う、似た様で全く違うジャンルの車を体験したわけですが、やはり今の状況を考えるとPHVの方が現実的だと思った。確かにプリウスとの価格差は大きいが、そのメリットを最大限に生かせる人にとっては逆にお買い得に感じる車であるということを身をもって体感した。『車は乗らなきゃわからないことだらけ』ということを今回の試乗でも体感することになった。IMG_1895.jpgのサムネール画像
グレード:プリウスPHV S
価格:320万円(2012年3月現在の価格)
サイズ:4,480×1,745×1,490ミリ(全長×全幅×全高)
プラグインハイブリッド燃費:ガソリン1リットル当たり61.0キロ(JC08モード)
ハイブリッド燃費:ガソリン1リットル当たり31.6キロ(JC08モード)
エンジン最高出力:73キロワット(99馬力) / 5,200rpm
エンジン最大トルク:142ニュートンメートル(14.5キロ)/4,000rpm
モーター最高出力:60キロワット(82馬力)
モーター最大トルク:207ニュートンメートル(21.1キロ)


popo柿澤の独り言
今回は、言いたい事がたくさんあって、長くなりすぎてしまったぜ! で?いつもの質問。「おまえはプリウスPHVを買うのか?」と聞かれれば、答えはNOです。なぜなら私の場合、車での長距離移動の頻度が多すぎるので、PHVのメリットが薄れるからです。しかし、このプリウスPHVは記事内にも書いたとおり、駅までの送り迎えやお買い物などのチョイ乗りがメインで、たまに長距離を走る人にとってはかなりメリットが大きいと思います。プリウスは、給油が月に1回という人も多いようですが、プリウスPHVなら給油が2ヶ月に1回という生活も実現できるかも?