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意思決定が企業を飛躍させ沈ませる ~統治構造~

意思決定が企業を飛躍させ沈ませる ~統治構造~

細島 誠彦

株式会社TransamManagementSystem代表取締役。 中央大学法学部卒業後、ベンチャー企業その他企業の経営企画室長、管理本部長、CFO、取締役を歴任。経営戦略構築、マーケティング戦略構築、新規事業の立ち上げや財務戦略、M&Aなど、企業の参謀業務に従事。

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早く正しい意思決定ができれば最高であることはわかる。
が、正しいどうかの判断が難しい、迷う故に、意思決定は遅れる。

ただ、遅れたから、ゆっくり考えたから、
必ずしも正しい答えがでるかと言えばそうではない。
意思決定はじっくり考えれば正解するものではない。
遅ければ遅いほど、機を逃すということもある。

意思決定と一言で言っても様々なものがある。
市場への進出機会が遅れれば、ダメージは大きい。

もっと大きなダメージとなりうるのは人事の意思決定だ。
ミッションを成し遂げられるか成し遂げられないか、
能力がわかっているのに、人間関係の煩わしさから判断が遅れるということはよくあることだ。
これにより、事業として、企業として取り返しのつかないことになることは往々にしてある。
下にいる人間を上にあげる。上にいる人間を下に落とす。
これは、非常に面倒な作業となり、負荷のかかる仕事だ。
しかし、敢えてやらなければ、最終的には企業の浮き沈みに関わる。

企業TOPにとって意思決定は最も大事な使命だ。
これを迅速に、より正しく行うことが求められる。

では、より正しく意思決定するためにはどうすればいいのか?
「見る」、「聞く」、「調べる」、「話す」ということだ。
社員から、場合によってはクライアントから聞く。
仕事ぶり、結果、未来を見る、調べる。
また本人ともよく話すことだ。能力の程が1番よくわかるはずだ。
これはTOPだけでできることではない。
組織的に判断できるような体制を作る必要がある。
体制作りはそれほど難しいことではない。

ちゃんとこれらのことを日々やっていれば、
その人がミッションを成し遂げられる能力があるかどうかは、
長くても3ヶ月あればわかる。3ヶ月でも遅いかもしれない。

意思決定の遅れ、不正確さによって市場から去る企業は多い。
日々の意思決定が企業を飛躍もさせるし、市場からも去らせる。
意思決定を迅速かつ正確になせる組織、体制を構築することがTOPにとっては重要だ。