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タブレットで、イマジネーションの準備運動 (REGZA Tablet 編)

タブレットで、イマジネーションの準備運動 (REGZA Tablet 編)

石井 力重

アイデアプラント 代表。著書に『アイデア・スイッチ』。専門領域は「創造工学」。クリエイティブ・リーダを助ける道具を作っています。

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レグザタブレットは、書き心地とペン先の精度が高いということで、紙でやっていたことをデジタル側でやってもストレスなくできるようになった。

ただし、ファーストインプレッション二本目の記事で述べたように、書き心地とペン先の精度は、充分なレベルに達しているが紙には少し及ばない。

だが、その少しを補って余るだけの魅力がある。使い込んでみると、製品市場の萌芽期・成長期に見られるような高性能一点推しの味付けではなく、手書きのデジタルメモを日常的に使うユーザが使う所作をよく考えて作られていると感じる。



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さて、本題に戻る。

紙にしろ、手書きタブレットにしろ、「さあ、何か描くぞ!」という時に、はたと気が付く。書くモチーフがないと、紙面・画面を前にペン先が泳ぐ。

そこで、しばしの間、想像作業に没頭できる「イマジネーションの準備運動」として「30サークルズ」を紹介したい。これは、デザインの領域などで活用されているワークで、気軽に出来て、かつ、面白い。今回、REGZA Tablet用のファイル(TruNoteの描画エリアのサイズに合わせた画像ファイル)を作成した。

準備方法から述べる。


準備方法

(1)レグザタブレットのブラウザでこの記事を開き、この下の画像ファイルをクリックして、大きくする。

30circles_for_REGZA_Tablet_makotoblog.jpg

(2)大きなサイズの画像ファイルが現れる。それを長押しして、タブレットの中に保存する。(「ダウンロードの開始中」というコメントが現れる。)

(3)ほどなくダウンロードが終わるので、TruNoteを立ち上げる。

(4)TruNote上で新しいノートを作り、ページを開く。(既存のノートに展開しても良いが、1ページノートの方が、意図しないページ送りがおこらず、この手法には使いやすい)。

(5)ページの下側に登場するメニューボックス群の中から「インポート」を押す。「ギャラリー」内の「ダウンロード」フォルダを開いて、先の画像を選ぶ。

(6)ページの中に、画像がやや小さいサイズで置かれるので、(インポート直後の画像の右下隅にでる)両矢印を目いっぱい右下へ引っ張って、TruNoteの描画領域一杯に拡げる。

その状態で準備は完了。

やり方

その辺のタイマーを5分間にセットしスタートしたら、各円にいくらかの線を描き加えてそれぞれの円を"絵"にしていく。

例えば"線を幾つか書き加えてスイカ」「幾つかの五角形と六角形を書き込んでサッカーボール」といった具合に、円を基調に絵を描く。

出来るだけ似ていないモチーフを書こうと意識しながら、5分間で出来るだけ沢山の絵を描けるように頑張る。


やってみた

普段から、他の端末(iPad Retinaなど)でもやっているのだが、ペン先の精度が他のタブレットよりよいので、意図通りにかけた。

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かなり書き混んだ。紙にペンでやっている時と遜色ない。今までのタブレットでは、「我慢して、やっていた感」があったが、このハードだとそれはない。

終わりに 「紙か、タブレットか」

今回の手法は「紙でやれる」ことをそのままデジタル側でしている。紙よりタブレットでやることの利点はなにか。微々たるものだが複数ある。

「紙ゴミが出ない(& 印刷が不要)」
「繰り返し、無尽蔵にやれる」
「デスクでやっても、落書きして遊んでいるように見えにくい(紙よりは)
「紙&ペン、とちがって、Undoが効く」

好みの問題であるが、筆者としては、紙よりも楽しいと感じる部分も多かった。筆者はエンピツが嫌いなので、紙に書く時はペン書きだ。ゆえに失敗した線でも戻せない。それに対してタブレットはくっきりかけてUndoや消しゴムですっきり消える。小さなことだが、アナログ好きの筆者には、こういうところにも、紙を超える楽しさがある。





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