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バリバリの下請け事業をやってきた私は、物販事業に目が行ったのをきっかけに、物販事業に進むことになりました。
物販事業のほうが何となく儲かりそうに思えましたので、そうなったら私の単純で小さな脳みそはそっちに進むことしかありません!(笑)
ただ、アホなように見えて実はアホではなくアホ丸出しなのですが、それはともかく、その小さな脳みそでも物販事業が簡単でないことはカンでわかっていました。
なぜなら、何をどうやっていいかわからず、何もわからなかったからです。(笑)
どれくらいの値段が適正な仕入れになるのか、そんなことはさっぱりわかりません。
そもそも何からやり始めたらいいかもわからず、どうやってお客さんを集めるかなんて想像もつきませんでした。
この最初のお客さんを集める過程は私だけでなく多くの方の悩みの種ですので、まずはそれを解説しましょう!
と思いましたが、話がそれたまま終わってしまいますので、また次の機会にします。(笑)
私の強みは何も考えずに調子乗りで鼻息が荒いだけでなく、人を使うことに抵抗がなかったことがあります。
それまでに下請け事業でのべ100人以上雇用してきましたので、自分が動かずとも人を動かすことに自信はありました。
だから営業経験がある人を使って広げていけば、うまくいくだろうと思ったのです。
その結果はブログで書いてきた通りで、人はどんどん集まってきました。
それぞれ営業や販売の経験がある人ばかりで、経験年数は何十年です。
私は20代後半でしたが、皆私より年上で、ほとんどが40代後半から50代後半の年齢層でした。
年齢や経験からして使いづらい人ばかりに見えると思いますが、やりにくいとか必要以上に気を使うとかは全然なかったですね。
百戦錬磨とは言いませんが、それぞれの経験を活かして考えながら動いていましたので、いずれ結果が出るだろうと思っていました。
しかし、世の中はそんなに甘くありませんでした。(笑)
初期投資の時点で赤字なのが、毎月赤字が積み重なっていきました。
赤字には慣れっこの私も、さすがに何ヶ月も続くときついものがあります。
それでもとにかく広げるしかないと考えて支店なども出していきましたが、結局赤字の積み上げにしかなりませんでした。
自分で言うのも何ですが、よくその状態でそれだけのパワーがあったもんだと感心します。(笑)
多少なりとも商材があって経験者もいますので、経営能力があれば数ヶ月で黒字転換したと思います。
しかし、私には適当な粉飾決算で黒字にする実力があっても、実態を黒字にする実力はありませんでした。
黒い髪の毛は人よりも多いんですがね~
人を使う以外の今までの経験はまったく役に立たず、大きな壁にぶち当たったのです。
これが俗にいう「下請け事業から物販事業への壁」ですね。
あ、俗に言われていなくて、私がいま勝手に命名しただけでした。(笑)
うまい具合に次回のタイトルができたところで、今日は終わりですー