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現在(3月17日朝)までの放射線レベルの経過(茨城県・埼玉県)とそのリスク
理系博士研究者の一人が考えるビジネスマインドと実践例
現在(3月17日朝)までの放射線レベルの経過(茨城県・埼玉県)とそのリスク
ポスドク&非常勤講師生活を経て、私立大学の教育・研究職に従事する一方でポスドク時代に不動産投資を開始。職場の行き帰りの生活だけでは極めて危ういことを知るに至り、現在は会社・社会・国に過度に依存しない生き方を少しずつ実践中。
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文部科学省から発表されているデータを元にグラフを作成しました。3月14日9時から17日9時までの分です。
各都道府県のデータが発表されていますが、中には空欄になっているところもありますので、比較的網羅されているデータの中から、例としてまず茨城県(水戸市)と埼玉県(さいたま市)のデータを記載します。福島県を除いた場合、茨城県が一番放射線量が高い(あくまで相対的に)ので、他の都道府県はそれ以下と考えてOKです。
【注意】
茨城県のデータについてですが、仮に、1時間あたり 0.2 マイクロシーベルトで推移したとすると、1日で、4.8 で、1年間すっとこのままだとすれば、1年間で、約 2000 マイクロシーベルト、つまり、2 ミリシーベルトの被曝線量となります。従って、
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1103/15/news007.html
ここに記載の放射線医学総合研究所出典の絵によれば、1年間の自然放射線被曝のレベルとほぼ同じであり、PETやCTによる検査1回分にも満たない量なので、安全上問題がないレベルと言えそうです。
茨城県のデータで、16日の12時前に値の増加(山)がありますが、これ以前にも一時的な増加がありますが、この部分における上記の積算値に対する寄与は小さいですので、ここでは考えておりません。
文部科学省から発表されているデータには福島県がまだ記載されていませんでしたので、それ以外で放射線レベルの最も高い茨城県と、その近隣県の1つであります埼玉県を例に挙げさせていただいております。
グラフの読み方ですが、グラフと横軸を囲った面積が、トータルの被曝線量となります。つまり、積分です。微分は各横軸上の位置における縦軸の値です。これが微分です。
例えば、縦軸が、車の速度(時速、km/h)、横軸が、時間(時、h) でも同じです。面積が進んだ距離となります。
以下もご参照ください。