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【広報女子まんが】ある日突然広報になったら(序章)

【広報女子まんが】ある日突然広報になったら(序章)

広報女子部 部長

「広報女子部」発起人。美容室広報担当。中小企業の中での広報活動に限界を感じ、広報の集まりである「広報女子部」を設立。月1回の勉強会を通じて、他社の広報との情報交換をしている。

当ブログ「誰も書かなかった、広報女子部ログ」は、2015年4月6日から新しいURL「​http://blogs.itmedia.co.jp/703mix/」 に移動しました。引き続きご愛読ください。


新年明けて、年末年始に書き溜めた広報女子まんがを数回に渡って公開していこうと思う。

広報女子まんが表紙.jpg

この構想は去年、無印良品の4コマノートに描いたところから始まっている。11月にPLUSのイケてるノート、カクリエに描いてみるなどいろんなチャレンジをしてみたが、コマ割りができない自分は、名刺大のサイズにコマを描いて名刺入れで整理する・・・というやり方を開発した。前後が入れ替えでき、コマも増やせるこの方法は、なかなかいい。

広報女子まんが名刺入れ.jpg

広報女子部を立ち上げてから、「へ~、すごいですね」「ガッツありますね」と言われることが多かった。自分にとって違和感なくやっていたことだけに「なんでそんな評価になるのだろう?」と思っていたけれど、そもそも初めて広報に取り組む会社に入社した時から、わたしの「Die?or Not?」は始まっていて、選択肢は「やる」か「やらないか」しかなかった。

だから、アクセルはベタ踏みするか、踏まないかしかなく、ほどほど平均点を維持するという選択肢はなかったのだが、世の中の人は長く安全に現状を維持するということができるのだろうと思う。仕事においての自分の存在意義なんて、いつでも取替可能だった。派遣社員の自分の立場をお手軽交換のトイレの消臭剤と重ねてみたりしていた。(すべての派遣社員がそうだと言っているわけではないのであしからず)派遣社員という立場が悪いというわけではないが、何か魂燃やせるようなことが何にもなかったのだ。

生きている意味なんてないんじゃないか、とまで考える必要はないはずなのだが、人間は生命が維持されている状態と、人間そのものが魂として生きている状態の2つが常にあるはずで、後者がまったくなかった。日銭を稼いで、生命を維持するために、自分の魂を日々殺している、そんな状態だった。

・・・という前段階があるので、「広報」っていう仕事を渡された時、がんばらない理由がなかったのである。とはいっても、必要以上にがんばっていたわたしの姿は不思議であったのだろうと思うので、物語は広報になる前転職する前からにした。

広報はやってみると、割りと自分に合っていると感じた。きっと理由の1つは、机に座って真面目にやっていれば成果が上がる類の仕事ではなく、一見不まじめでも成果があげられる仕事であること。2つ目は、大方の人が「広報って何?」を知らないのであり、それは逆にいえば、「広報ってこうなんですよ」と自分が専門家になってしまえば、自分解読のルールをつくって自由になりやすい仕事でもあったからだと思う。グレーゾーンが多いこの仕事は創意工夫でいろんなことができる。そしてこのいろんなことは、自分にとっては楽しめることだ!と直感した。

案外序章が長くなったので、連載は明日から。8コマずつでお披露目しようかな、と。
広報の不思議世界へ、一般のみなさまをお連れし、広報たちとは「そうだよねー」と共感し合えるそんなきっかけになれたら幸いです。

※追記※
この記事を書いた後、風邪を引きまして、連載は来週からに致します。

<参考>

ちなみに本文に出たカクリエは、こんなノート。A4の3分の1と小さいのに、A4の3分の2サイズで大きく使えるのは、すごく便利。男性ならスーツの内ポケットに入るそうです。カラーバリエーションも豊富で、一冊は持っていてもよいのでは。

プラス Ca.Crea 77−904 ぼたんプラス Ca.Crea 77−903 こすもすプラス Ca.Crea 77−907 ふかみどりプラス Ca.Crea 77−908 こいふじプラス Ca.Crea 77−905 しゅプラス Ca.Crea 77−901 くろ