ananが恒例の年末の占い特集号を出した。それを見てたら、なんか星のことも記事として書きたくなった。

今年一年は、感性トレンド研究のこともあり、ホロスコープ等天体の働きについて、個人的に調べまくった年だった。

感性トレンドを勉強している際、トレンドの波を見ていたら、「何かに似ている・・・」と思ったのだ。この「何か」は、わたしにとっては惑星の動きで、とりあえず占星術を学びに行くことにし、その後学びまくった。

【感性トレンドの動きは海王星の動きと似ている】

占星術をある程度学んだ上で、感性トレンドと周期が合う惑星を調べたら海王星だった。

海王星の公転周期は165年で、これを12で割ると、13.75年。約14年として、これに掛ける4すると56年。つまり、感性トレンドで言う56年周期は、海王星の天体移動において、「火地風水」の4つの要素をフルコンプリートで移動する期間とほぼ同じでなのである。そして、"流行やトレンドについては海王星に連動している"とは占星術業界では常識らしく、細木数子さんも同様のことを言っていた。

【2012年～2025年を海王星でみると？】

そして、今は水の星座・魚座に海王星はいる。そして、この魚座・海王星から見る時代はどんなのかというと、"人やモノが自由に行き来する時代"ということになる。

占星術の中でも影響力を持つ松村潔さんの著書「完全マスター西洋占星術 (The series of perfect master) 」から見ると、

どこの何ものにもとらわれないで自由に行動する人 が増加することにもなります。国家の概念は曖昧になりやすいでしょう。地上的なすべての制約を無視して自由に移動する人々の出現に、たいていの人はびっく りするのではないでしょうか。また人間の想像力に対してもっと大きな評価がなされるようになります。

とある。これは松村潔さんの著作からの引用だが、大体他の占い師も同じ読み解きをしている。ネット等の自由なツールを駆使するのもこの時代だろう。既に、人が会社に所属するよりもプロジェクトごとに都度チームを組む、なども言われていることだが、それは序章にすぎず、2025年くらいまでこのトレンドが盛り上がる。しかし、やはりトレンドなので、2026年からはまた違ったことがトレンドになる。

ここに感性トレンドの要素をかけあわせると、ネット等、国も場所も時間も超えた中で活躍できるヒーロー的な存在が、脚光を浴びる時代になる・・・と読み解ける。"所属"に頓着しない、ある種フリーランス的な人が動きやすくなるだろう。そして、その中から続々ヒーローも出てきそうだ。全世界を活躍舞台とするネットの寵児もさらに出てくるのではないか。

【おまけ：個人について】

ちなみに、「星占いは当たるか？」という問いかけで多くの人が気になるのは、"個人"のことだろうと思う。個人について「星占い」が当たるかどうか、というと、個人的には「個人による」と考える。個人が素直かどうかでだいぶ変わる。星占い上で「いい運気がやってきます」と言われても、もともと自分の人生を歩いていないような人（その星を生かしていない人）には、残念ながらタイミングを活かすことができない。

占いって運命が決められちゃうような気がしてイヤ、という人がいるが、そういう人は占い的なものには触らなくていいと思う。そう思うのも個性だからだ。多くの人が「占い＝頼るもの」と思っているだろう。わたし自身、「ホロスコープ学びました」なんてことは積極的に吹聴しなかった。「ホロスコープ学んでます」というだけで、占いに頼りがちな人物像のイメージをつけられるからだ。

しかし、いろいろ学んだ結果、これだけは申し上げられる。

ホロスコープで見る天体配置は"当てる"ものではないし、"頼る"ものでもない。"使う"ものだ。

天体配置に逆らうことは自由だし、運命はいつだって自分で決められる。

まあ、そう言いながらも思うのは、「人生に必要な要素は"天地人"」だ。

"地人"は、個人でコントロールできる要素。しかし、「いつ？」という"時"については個人にとって「良い時」もあれば、「悪い時」もある。"時"を司る"天"については、天体配置に聞いてみないとわからない。この3つが回って、大きな力になる。

あなたに何か成し遂げたいことがあるなら、天体配置にサポートをしてもらうといい。

【後記】

ちなみになんでこの記事を書いたって？結構寄せられる質問の中に、「わたしの"いい人"はいつ来ますか？」みたいなことが多いんだけど、本人が素直じゃないと「いつだよ」と言っても意味がないんだよ～（＾＾；と思うことがあるからです。例えば、何か克服しなきゃいけないことがあるとすると、毎回チャンスを逃します。そもそもわたしは誰の人生を生きているんだろう？なんて悩む人は、年末年始、本当は自分何をやりたいのかなぁ、を紙に書いたりそれを見てみたり、いろいろ自分を見つめなおして見て下さいね！

あと、今後見てもらいたいかも、という人は実家に帰った時に母子手帳で「出生時間」も見ておくと、いいです。誕生日だけではざっくりとしたホロスコープしか作れず、大して役に立ちません。見て欲しいという人がいたら、部長までご相談下さい。

<参考>感性トレンドに関して書いた過去記事

部長が予測した2013年以降 10のトレンド変革ーー2013年は大きな転換期！
2020年東京オリンピック開催は "感性トレンド"で予測できた？

今年の秋冬ファッション（１）ーー「時代の風」ガール
今年の秋冬ファッション（２）ーー来年も着れるもの、着れないもの
今年の秋冬ファッション（３）ーー"トレンド"と"個性"の在り方