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お題「税金について考えてみる -大増税時代-」
誠ブログのかんりにんの気づき ― あんなこと、こんなこと。
お題「税金について考えてみる -大増税時代-」
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こんにちは、かんりにん・さわだです。
2月16日~3月15日の1カ月は「確定申告」の期間ですね。被雇用者であれば、年末調整で会社がまとめてやってくれるので、自分で申告する人は少なくなじみの薄いものかもしれません。ですが、たとえば年間の医療費が10万円を超えるとか、副業をしていて会社以外からも収入がある場合には、確定申告をする必要があります。詳しくは国税庁のホームページ「国税庁:所得税(確定申告書等作成コーナー)」で確認してみるといいですよ。
・お題「税金について考えてみる -大増税時代-」
年末調整での還付金が給与に追加されたり、確定申告の受付が開始するなど、税金について考えさせられる時期でもあります。そこで、「税」について考えてもらおうと思い、こんなお題を出していました(去年は「確定申告」でお題を出していました)。確定申告で自分で申告すると何税がいくらなのかというのが明確にわかります。会社が行う年末調整では必要な書類は提出しますが、計算は会社がやってくれるので楽ですが実感がわきにくいというのがあります(還付金の計算式、ご存知ですか?)。そして、消費税を上げるかどうするか、国民年金をどう運営するかなど、国会は今日も議論を交わしています。自分がいくら税金を納めているかを把握し、それが何にどういうふうに使われているのかをわたしたち国民は知る権利があります。税は給料から自動的に天引きされるだけのものではないんですね。
誠 Biz.IDでは「大増税時代」として特集を組んでいます。現在も確定申告の受付期間中なので、この機会に読者のみなさんにも「税」について考えていただければと思います。以下は、ブログで寄せられたエントリーの一覧です。
- なぜ「やよいの青色申告」なのか?(3) - 森川 滋之
- なぜ「やよいの青色申告」なのか?(2) - 森川 滋之
- なぜ「やよいの青色申告」なのか?(1) - 森川 滋之
- 消費税率引上法案可決で景気拡大、解散で日本売り - 原 彰宏
- 消費税増税が業務システムに与えるインパクト - 島田 徹
- お題:過去の「消費税」アップがもたらした悲劇 - 原田 由美子
- 015.【お題】税金を強く意識しはじめました - 佐藤 洋之
(投稿順)
誠ブログのオフ会で森川さんに弥生の「青色申告」をお渡ししたところ、3部作にてブログ・レポしていただきました。ソフトの購入を検討している経営者の方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
それと、消費税。現在は5%ですが、導入当初(1989年(平成元年)4月1日)は3%でしたね。わたしは当時は学生でしたが、100円のものが100円で買えなくなったという衝撃は今も覚えています。このまま税率引き上げの方向で進んでいってしまうのでしょうか。国の財政が苦しいのもわかるので、引き上げるにはそれなりの説明をしてもらい、国民が納得した上で決定してほしいものです。
・ギリギリセーフだった去年の確定申告
現在のアイティメディアのオフィスは、千代田区のJAビル内です。そして東京国税局はそのすぐ隣にあります。去年、わたしが確定申告を済ませたのは3月10日の木曜日でした。その翌日は予定が入っていたし、週明けは〆切間近で国税局も混雑するだろうと見込んでのことでした。そして翌日、東日本大震災3.11のその日が訪れたのでした。
読者のみなさんも記憶にあると思いますが、当日の東京は大混乱。公共の交通機関はマヒし、帰宅困難者が街にあふれました。そして節電の呼び掛けにより、翌日以降も交通機関は動いたり動かなかったりでアテになりません。アイティメディアも16日の水曜日まで自宅待機となりました。
わたしはe-Taxの申し込みはしていなかったので、郵送か国税局(税務署)で直接申告するかのどちらかでしたが、ひとりでネットの確定申告書類作成画面に入力しているとわからないところがどうしても出てくるので、結局、毎年職員の人に質問しながらの作業になります。なので、10日に申告を済ませていなかったら間に合わなかったかもしれなかったのでした。
今年はその教訓も踏まえて、2月中に申告を済ませるつもりです。今週末は必要な書類を作成しておこう。