4年に1度のサッカーの祭典である「2014ワールドカップ　ブラジル大会」が先日幕を閉じました。
　誠ブログでも"俺たちの「ワールドカップ」"と題し、ブロガーからのエントリーを募りました。応援グッズの作り方から、過去の大会にまつわるエピソード、少年時代に思いを馳せる人まで――。寄せられた13本ものブログを紹介します！

• ストーリーはコンテンツを自分ゴト化する - 宇田川ガリバー哲男
• あまりサッカーを見なくなった理由 - 神 真一
• 2006年ドイツ大会の記憶を僕は封印していた - 森川 滋之
• ワールドカップ日本代表の結果から、これからの教育を考えてみた - 田中 康平
• サッカーを全く知らない僕が数字と図だけからW杯の試合を予想してみた - 武者 慶佑
• サムライブルーはブラジルのピッチを彩るか？ - 山田 美帆
• スター不在の日本代表が「決定力不足」と言われなくなった件－例えばブラジル代表との違い－ - 正林 俊介
• サッカー界もビジネス界も同じ？スカウトされる人材論 - プロフェッショナルバンク
• 機会はお金で買えない。 - 寺西 隆行
• イベントとゲーム - 河井 良晃
• カバディだってワールドカップあるんですよ - 衛藤 涼太
• 私をアナウンサーへといざなったワールドカップ - 山森 貴司
• サッカーW杯間近！応援を盛り上げる手作りグッズ - 竹之内 ハナ

　今回、私が特に注目したのは、プロフェッショナルバンクの松澤雅巳さんと、今月デビューした宇田川ガリバー哲男さんのブログです。
　厳しい競争があるプロスポーツは、選手のテクニックやチームワークに加え、監督の指導力はもちろんのこと、そこから生まれる経済効果も計算し、スポンサーを付けて、国を、世界を巻き込んで"運用"する一大ビジネスです。
　ワールドカップは終わってしまいましたが、読者のみなさんも「日本代表の中だと自分は●●選手で、ポジションは△△で、監督は■■さんで...」など、自身が所属している部署や担当している仕事内容を認識しなおしてみると、これまで気付かなかったところが出てきたり、悩んでいたことの解決策がひらめいたりして、面白いかもしれませんよ。

・「4年後」を考える
　本田選手が試合後のインタビューで「今まで4年間やってきたが、大きく間違っていた。結果がついてこない難しさがある」と答えていました（2014年6月26日　スポニチアネックス　より）。
　何かを極めた人の言葉から受ける影響は大きいです。4年前から今大会まで、そしてまた4年後に向けて新たに目標を掲げ、日々努力し、結果を残していくのは並大抵のことではないでしょう。これはサッカー選手に限らず、程度の差はあれど、私たちビジネスパーソンにも言えることだと思います。
　4年前はどうだったか、そのころから何が変わったか。何が良くて何がダメだったのか、そして4年後に自分はどうなっていたいのか――。
　モチベーションが保てないときこそ数年先を見るということを、心にとどめておきたいと思いました。