こんな広報活動があってもいいじゃないか-ぐるなび 栗田さんの場合-
誰も書かなかった、広報女子部ログ
こんな広報活動があってもいいじゃないか-ぐるなび 栗田さんの場合-
「広報女子部」発起人。美容室広報担当。中小企業の中での広報活動に限界を感じ、広報の集まりである「広報女子部」を設立。月1回の勉強会を通じて、他社の広報との情報交換をしている。
ご無沙汰しています。滞りがちな更新になっております(--;
広報女子部は、月1定例会はお休みしているのですが、メディアのあり方も広報のあり方もめまぐるしく変わる時代に情報を発信していきたいと思っております。FBページでは、他の広報さんが企画された勉強会やセミナーもシェアさせて頂いておりますが、改めてこちらでも記事として、いろんな活動を紹介していきたいと思います。
として、第一回はぐるなび 栗田さんが主催する『東京PRアカデミー』です。ぐるなび大学さんのセミナールームを使うこともあるというこのアカデミー。早速潜入してみましょう^^
出迎えて下さったのは、東京PRアカデミー主催栗田さん。
この方、広報なら知らない人はいない!?くらいの有名人。わたしも広報活動を始めてまもなく、「飲食広報の会」を企画する猛者がいるという情報を聞きました。一度はお会いしたいな~と思っていたのですが、なかなか機会が得られず、やっと会えたのは去年実施された雑誌「広報会議」での座談会でした!
初めて出会った栗田さんは、とっても気さくな方。
ああ...こんなにソフトだから、メディアも広報もたくさんの人との交流会を開催できるんだわ♪と思った覚えがあります。
さて、その栗田さんが、広報支援サービスとして法人化されました。
どんなサービスなのか、改めて聞いてきましたので、こちらでご紹介致します♡
【1】広報スキルアップ勉強会
こちらは、栗田さんにつながるメディアの記者さんやTVディレクターをお招きして、勉強会を実施します。一回の開催は30名前後。質疑応答の時間も設けられ、白熱します。わたしも数回出席させて頂きました。有料のセミナーや、大きなPR会社が主催するようなセミナーとはちがって、こじんまりとした空間の中、ぶっちゃけトークもあり、勉強になります!
【2】マスコミ広報交流会
こちらは、以前は「クリタ会」と呼ばれていた、栗田さん主催の飲み会です。ただの飲み会ではありません。記者やTVディレクターを呼んで、メディア側のことを聞いたり、広報はPRタイムを使ってPRしたり、メディア×広報の他では話せない話ができるのです。そもそも広報の裏話は、本や雑誌に書けないようなものばかりですから、生の声をやりとりするのは貴重な機会なんですね。
多ろくべきところは、その開催数で、栗田さんは一週間に3,4回飲み歩いていることになります。ちょっと肝臓が心配。今度会ったら、しじみスープでも差し入れしよう。
また、お子さんがいる広報さんは夜の飲み会はなかなか参加できません。そんな方向けにランチでの交流会も企画されています。かゆいところに手が届くきめ細かいサービスは、栗田さんならでは。
【3】会員限定facebookグループ
栗田さんは、その豊富な経験と幅広いネットワークから、広報だけでなく、マスコミからも相談される方。こちらでは、栗田さんがマスコミから「こんな会社(サービス)があったら取材したい」という相談をされた際、その情報をグルー プページに書き込み、マスコミ側の条件に合い、取材されたいという企業に立候補してもらうのだそうです。それを受けて栗田さんが、すぐにその企業とマスコミをつないだ りしてくれるのだそうな。 また、会員同士の掲示板としても機能しており、見学会をやるから来てほしいとか、一緒にコラボできる企業を探したりとか、横のつながりをより強化する形で活用されているのだそう。なるほど。わたしも栗田さんの繋がりの方がお互いの会社や現場見学をしているニュースを見ました!
サービス内容は以下の3本が中心ですが、広報界の頼れる兄貴分として栗田さんに相談ができるのが、一番のメリットだとわたしは思っています。
以下はわたしの考え方です。今までの広報のしごとの仕方って、自分にスキルがない、会社にノウハウがない...という場合、PR会社に駆け込みだったと思うのですが...。
そのPR会社がしてくれることって、本当に外注したらよいものなのか、費用的に適切なのか、ケースバイケースです。場合によっては、社内の人間が信頼できる人に相談しながら、自分で道を切り拓いていった方がよいことだってあるんですよね。むしろ時代の流れは、以下のような構図になるのかな、と思います。困ったときに権威ある・知識あるところに駆け込むのではなくて、同じような立場の人や一方通行ではない双方向的なやり取りから、それぞれの道を見出し相手をサポートし合う...今は、そういう時代なのではないでしょうか。PR会社が悪い...というわけではなく、使い分けが必要だと思います。その使い分けを理解し実行するのは、まぎれもなく、広報を行う主体の会社側です。
既に栗田さんの実施する「東京PRアカデミー」は、この繋がりを使って、早くも新米広報さんの会社がメディアに取り上げられているのだそうです!
次回は、そんな広報活動をされて成功した会社さんを取材していきたいと思います♪
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