編集部には、記事を書いてもらっている筆者さんやお世話になっている企業さんなどから書籍が届くことがあります(※)。その中で最近私が読んだのが『たった一度の人生を記録しなさい 自分を整理・再発見するライフログ入門』(五藤隆介さん著、ダイヤモンド社)。TwitterやEvernoteなどのWebサービスや、スマートフォンなどのいつでもインターネットにつながる環境がある現代(本ではクラウド時代と表記)ならではの人生記録法を勧めている本です。
※頂いた本は、毎月開催している誠ブログのオフ会(ブロガーズミーティング)などでお配りしていて、ブロガーの皆さんに書評を書いて頂いたりしています
本には、ライフログとは「自分専用のGoogle」であり、日々起きているさまざまな事を特別な出来事として捉え、記録を残すことが大切だと書いてありました。毎日の出来事を記録し続けることは手間のいる作業に思えますが、自分で記録したことを後から見返すことで新たな気づきや成長のキッカケになるのだそうです。また記録の方法もスマートフォンから数ステップで投稿できるなど、メールを作るよりも手軽にできます。本ではEvernoteを使って手間なくできるライフログの方法として(1)何を記録して(2)どう活用するか、を紹介していました。
(1)何を記録するか
今やったこと、食べたもの、思いつきなど。ポイントはその場ですぐに記録すること。アプリなどを使って日時や場所の情報も一緒に残しておくことで、後から探したり見返しが簡単にできます。
(2)どう活用するか
自分を見直し、今後の人生に生かす。(とてもざっくりまとめてしまいましたが)一例として、読んだ本、見た映画、聞いた音楽を取っておくことで自分オリジナルのデータベースができます。使う場面としては、人に紹介したり、自分の好みを把握する時など。記録する時に、ジャンルや価格帯でタグ付けをしておくことで、後から参照する際に便利です。
本ではこのほか、筆者オススメのライフログに便利なWebサービスやiPhoneアプリなども紹介していました。そもそもライフログって何のメリットがあるの? という人や、ライフログに興味がある人、これからライフログをうまくやる方法を知りたい人などにピッタリな本ではないでしょうか。
私自身ライフログは取っていないのですが、最近さまざまなところでライフログという言葉を聞くので少し興味がありました。Evernoteについて言えば、キングジムの「ショットノート」(手書きメモをスマートフォンで撮影してデジタル化できるツール)を始めとした数多くの連携製品が出てきていて、ライフログをしやすい、始めやすい印象があります。
このブログを書く数日前から、私もライフログを始めてみました。続けてみて何か面白い発見などがあれば、ブログで紹介したいと思います。
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