久しぶりの更新となってしまいました。誠 Biz.ID編集部の上口です。
今回は、富士ゼロックスさんに頂いたデジタルペン「Denshi-Pen」の記事を書きましたので、その作成過程を少しご紹介したいと思います。
新製品発表会に行くと、時々製品のサンプル(もしくは実物)を頂くことがあります。あまりに高価な物はお返しするのですが、大抵は記事で取り上げる&実際に使ってみるために頂いてきます。
今回記事でご紹介したデジタルペンは、12月6日に行われた発表会で頂いたものです。この日は発表内容が盛りだくさんで、他にもプリンタや関連するソフトウェアをデモンストレーションを交えてご紹介頂きました。
●デジタルペンとは?
実は取材に行くまで、デジタルペンというものを使ったことがありませんでした。誠 Biz.IDでは過去に何度かデジタルペンを取り上げているので、記事作成時にはその過去記事をまず読むところから始めました。
記事の中でも触れていますが、デジタルペンにはその仕組みによって幾つかのタイプがあります。例えば、アノト・マクセルさんの「アノトペン」のようにドットパターンを印刷した専用紙を利用するもの。そして、デジタルペンの軌跡を超音波と赤外線で認識するもの。こちらはぺんてるさんの「airpen」などが有名です。後は、タブレットとデジタルペンを組み合わせた超音波検知方式の「Inkling」(ワコムさん)などでしょうか。
Denshi-Penはアノトペンと同じ仕組みを取っていて、ドットパターンを印刷した専用紙に手書きした文字を、USB経由でPCに送り、そこでデジタル変換しています。
●Denshi-Penを開けてみた
以下がDenshi-Penのセット内容です。
ペン本体の他に、専用紙やソフトウェア「Denshi-Pen Studio」、USB 2.0ケーブル(携帯電話などを接続する際に使う片側mini Bタイプ)、説明書などが同梱されています。後はWindows XP/Vista/7搭載のPCさえあれば簡単なセットアップで利用できます。
専用紙は3パターンのデザインがあります。よって記事では全てのパターンを試してみたものをご紹介しているのですが、実はもう1パターン、試してみたものがありました。それが、これ(下の写真)です。鷹木編集長が持っていたアノト・マクセルさんのノートで、Denshi-Penの専用紙と似たようなドットパターンが印刷されています。
結果は......もちろんというか、PCに接続した途端にエラー表示が出てしまい認識されませんでした。まあ、そうですよね。
その他、記事では取り上げてないこととして、今回3パターン試してみたうちの全て、私の筆跡のものは1つも掲載していません。情けない話なのですが、レビュー記事として出すには私の字があまりにも読みづらく、他の方に書いてもらいました。
書いて下さったのは、Business Media 誠の吉岡編集長、誠 Biz.IDの鷹木編集長、そして誠ブログ管理人のさわださんです。どの字をどなたかが書いたか分かりますか? ヒントは、私が現編集部に来て知った情報として、さわださんがメガネ好きなのと、鷹木さんが習字の(何級かは忘れてしまいましたが)級を持っているのと、吉岡さんが絵がうまかったという発見があったことです。
最後に、このブログでひっそりと私が書いたバージョンの変換結果を公開したいと思います。5ページくらい書いたのですが、その中で一番ましだったものです。
Denshi-Penは編集部にありますので、「使ってみたい!」という方はぜひここのコメント欄や編集部スタッフどなたかのTwitterなどでお声掛けください。
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